2020年10月から11月にかけて行われ、大盛況となったB’zの無観客配信ライブ『B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1~5』。ファンは様々なシチュエーションで、思い思いの視聴方法によって、ライブを堪能したことだろう。
さて、このライブの本編では、B’zのヴォーカル・稲葉浩志がそんなファンの視聴状況について、MCで自身の変わった見立てを述べた。またこのことが、TwitterなどのSNSでも話題となっている。
Day1公演でファンは”ハロウィン仮装”を楽しんで視聴していた?
事の発端は初日・Day1公演(10月31日)であった。ヴォーカル・稲葉浩志は本編中盤のMCで、「お家で、今日なんかはあれですかじゃあ、ハロウィンパーティーみたいな感じでこの配信を視聴されてる方もいるのかなぁ?なんかコスプレとかして。」とコメント。この発言に周囲から笑い声が起きると、続けて「想像でしか喋ってないですけど。たぶんいるでしょ?だってハロウィンなんだもん。まぁホントに精々盛り上がってください。精々じゃないな。」ともコメントし、同日がハロウィンであることにちなんで、視聴者の配信視聴のシチュエーションを大胆に予想した。
Day3公演では「手巻き寿司」、Day4公演では「ピザ」 稲葉の妄想は膨らんでいく
そしてDay2公演(11月7日)のMCでは、「道端でも電車の中でもお茶の間でもどこからでもいいんで、遠慮なく”気”を送ってきてください。」とコメントし、ファンの視聴状況の予想を“続行”。
さらにDay3公演(11月14日)のMCでは、「家で観てる人が多いのかな?まぁ飲みながらとかね。(一部略)手巻き寿司なんかやってる方もいらっしゃるかもしれないですね。ゆっくりね、味わいながらライブを楽しむと」とコメントし、ここで改めて、メンバーやスタッフらの大笑いを誘った。
最終的に、Day4公演(11月21日)の序盤のMCでは、「観てくださってる方はどんな雰囲気で観てるんですかね?どうですか?うんうん…ピザ?ピザなの?いいですね、手巻き寿司よりいいかもしれないですね。」とコメント。さらに中盤で「(激しい楽曲の演奏が続き、自身がとりわけ汗をかいていることから)汗かいてます皆さん?かいてくださいよ。よろしくお願いしますよ。ピザ持ったってこうやって踊れる(ピザを持って踊る様子をジェスチャーで再現)んだから、お願いしますよ。」、終盤で「ピザ終わりました?」ともコメントし、終始視聴者が”ピザ”を食べながらライブに参加しているという誇大な妄想を、膨らませていた。
最終的には、Day5公演を実際に手巻き寿司を作りながら観たファンも
これらの風変わりなMCは、Twitterなどの各SNS上で話題に。「手巻き寿司」というワードは、当日Twitterのトレンド入りを果たした。
またDay5公演(11月28日)では、実際に手巻き寿司を作ってライブを観賞したというファンや、ピザを食べながらライブを観たというファンが、その様子をSNSに投稿。これらのことから、稲葉のMCに影響を受けたファンが多くいたことが窺えることとなった。
さて、皆さんは実際にはどのような状況で配信ライブを視聴しただろうか?
稲葉浩志も言及した「新しいライブの楽しみ方」は、これからの時代にも存続していきそうである。
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