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B’zのイントネーション(発音の仕方)はどちらが正しい?徹底解説

『B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1~5』のアーティスト写真豆知識
画像出典:B'z公式サイトより引用

(文/「B’z 超まとめ速報」@bz_takkoshicom管理人@はやみん)

ギター・松本孝弘、ヴォーカル・稲葉浩志からなる二人組のロックユニット「B’z」。彼らのユニット名(バンド名)のイントネーション(発音)は、冒頭の「び」にアクセントを置いた『起伏式』のものなのか、それとも全体的に抑揚を付けない『平板式』のものなのか。筆者が”B’zの読み方”をまとめた。

この記事を書いた人
B'z 超まとめ速報 管理人@はやみん

はやみんは、ロックユニット「B'z」のことを15年以上にわたって研究しているB'zの専門家。「B'z 超まとめ速報」の著者/筆者・管理人。

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B’zのイントネーションは冒頭の「び」にアクセントを置く『起伏式』が正しい

「B’z」のイントネーション・抑揚は、冒頭の「び」にアクセントを置く『起伏式』が正しい。(「ビール」や「チーズ」などと同じ抑揚。)

実はB’zの松本・稲葉ら本人やスタッフ、マネジメントサイドは、1988年のデビュー当時から一貫して”ビィズ”といったような『起伏式』の読み方をしていた。(以下『起伏式の発音を『ビィズ』と表記する。)

それではなぜ、世間では、抑揚を付けない『平板式』の読み方も浸透しているのだろうか?

原因は大衆による読み方の平板化と司会・古舘伊知郎とのやり取りミスか

その原因は諸説ある。まず第一に挙げられるのは、既に世間一般でも論じられているように、言語学の観点によるものだろう。

日本語では、単語が世の中に浸透していくにつれ前に置かれていたアクセントが後ろに置かれる、いわゆる“平板化”という現象がしばしば起こるという。(例:「彼氏」「映画」など)
さらに、とりわけ外来語では、話者がその分野に精通している印となる、”専門家アクセント”と呼ばれる現象が起こることも。(例:「バイク」「ビデオ」など)
このように、日本語の特質が、「B’z」の読み方に影響を与えた極めて可能性は高いと言えよう。

だがしかし、原因はそれだけではない。「B’z」のイントネーションに関する問題を左右する重要な出来事が、B’zが出演した1989年12月15日放送のフジテレビ系音楽番組『夜のヒットスタジオR&N』で起こっていた。

同番組で「BAD COMMUNICATION」の演奏を終えた松本・稲葉らに対し、司会の古舘伊知郎は「俺なんかの年代だとね、『ビィズ』って言っちゃう。イントネーションが。やっぱり今は平板化するから、若い子なんか『ビ→ーズ』とか。」と鋭く指摘。そして同じく司会のGWINKOが「本当はどうなんですか?」と問うと、稲葉浩志は「僕たちは『ビィズ』って言ってますけど。」と返答、松本孝弘も「そうですね。」と頷いた。

これで一件落着、と思いきや、古舘は直後に「平板化の方向で。」とコメント。稲葉の声が小さかったことが原因だと思われるが、なんとここで、両者の間にコミュニケーションの齟齬が発生してしまった。しかしこのユニット名のイントネーションに関する認識の誤りは訂正されず、番組は終了。恐らく、この時多くの視聴者や業界人に誤った認識が伝播した可能性は、十分にあるものと考えられる。

自身二度目のテレビ出演となったこの時、もし世の中に対して正しい発音を明確に説明していればー『起伏式』の発音をする人の数も、現状よりは増えていたかもしれない。(なおその3年後、1992年10月28日放送のフジテレビ系『MJ -MUSIC JOURNAL-』でも古舘はB’zに対し「B’z」のイントネーションを質問したが、この時松本は、自分たちは『ビィズ』と呼んでいるが好きなように呼んでほしい、と返答している。)
ただ一方で、稲葉らのこの発言から、デビュー当時から本人たちが世間での読み方に拘っていなかったこともお分かりいただけるだろう。

B’zの本人らは「B’z」をどう読んでほしいと思っている?

それでは改めて、B’zの松本孝弘、稲葉浩志らはユニット名の読み方についてどう思っているのだろうか?

2012年12月9日にWOWOWで放送された「B’z 25th Anniversary Special 全米ツアー密着ドキュメント『Only Two』」では、ディレクターが「B’z」の発音について質問。この時松本は、「僕らはそう言ってますけど世間は皆『ビ→ーズ』って言ってますよね。特にこだわりはないよね。僕ら今まで普通に『ビィズ』って言ってきただけで。だから世間というか皆さんファンの方なんかでも『ビ→ーズ』って言っていただいても全然問題ないし。」とコメントした。

上記の発言から改めて、B’zの本人たちは昔から、”自身らは『ビィズ』と呼んでいるが、ファンや世間の人々が『ビ→ーズ』と言っていても問題ない”という姿勢を貫いていることが分かる。
しかしながら一方で、2017年から2018年にかけて行われた全国ツアー『B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”』の一部公演では、MCで、スクリーンに登場したバーチャルの恐竜がユニット名を『ビ→ーズ』と発音し、稲葉がこれを訂正する、という場面も見られた。ただこの演出は、世間で「B’z」の発音の論争が起こっているのを認識した上で敢えて行われたものである、と見ることもできるだろう。

【アンケート】B’zのファンは「B’z」をどう読んでいるのか?

それでは最後に、B’zのファンは「B’z」をどう読んでいるのだろうか?この点を、当サイトのTwitterアカウントでファンの皆さんに質問した。(n=1444、2020年10月実施。)

その結果、約56.9%の人が、「B’z」を平板式のアクセントで呼ぶ、と回答した。
つまり、過半数のファンが正確ではない読み方をしている、ということである。

近年テレビ番組では、バラエティ的な要素で「B’z」の発音を『ビィズ』と訂正する場面が数多く見られるが、一方で実際には、ファンらもあまり正確な発音を気にしていないのかもしれない。

ともあれ「B’z」の正しいイントネーション・発音の仕方を知っていることは、日常生活での友人・知人などとのコミュニケーションにおいて、多少役立つのではないだろうか。是非ご参考までに。

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