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doaが2024年末に解散 徳永が申し出 秋から最後のツアー

doaが発表した解散に関する声明 ミュージシャン・関係者
画像出典:doaのX投稿より引用

3人組ロックバンド「doa」が2024年12月31日をもって解散することが2024年8月5日、明らかになった。

所属事務所の株式会社フローライトとリーダー・徳永暁人(Ba・Vo)が同日、SNSで声明を発表した。秋からはツアー『doa 20th Anniversary Live Tour 2024』を開催するが、これが3人での最後の活動となる。オフィシャルファンクラブ「doarock」も2025年春頃発行予定の会報vol.077を最終号として解散する。

徳永は、他の2人のメンバーと音楽に対する考え方の違いから一緒に活動していく気持ちがなくなり、「これ以上やり続けるのは逆に応援してくださる全ての方々に失礼だと思い、正直に自分の気持ちをメンバーへ伝え脱退を申し出た」と明かした。さらに、「長いことdoaの音楽を愛して支えてくださったファンの皆様へ心から感謝いたします!お世話になりました関係スタッフの方々にも厚く御礼申し上げます。」と謝意を示した。

さらに吉本大樹(Vo)も翌日にXで声明を発表。これによると、6月末のファンクラブイベントのリハーサル初日に、徳永から突然「doaを脱退させていただきます」との申し出があったという。さらに吉本は、徳永が「解散せずに吉本・大田の二人で続けるか、もしくは誰か別の頭文字aの人を入れて活動を継続する」という提案も同時に行っていたことを、明かした。

吉本は「私も大田(注:紳一郎=Gt・Vo)さんも受け入れるまでの時間が必要だった」と心境を吐露。「20周年を迎える大切な年に向けてのパワーを注入していただいていた皆様に、突然このようなお知らせをしなければいけなくなったことを心よりお詫び申し上げます」と説明した。

解散に先立ち、吉本は「doaとして最後にもう一度ライブツアーを出来るのが唯一の救いです」と述べ、「私たちも悔いの残らぬよう、思いっきり歌いあげって、盛り上がって、楽しんで、20年と5ヶ月の活動を笑顔で締めくくりたいと思います」と決意を示した。

突然の発表にファンは驚きを隠せない様子だ。他方で、20年間の活動の集大成となる最後のツアーに期待が高まっている。また「doa」の音楽はこのツアーを最後に幕を閉じることになるが、3人の音楽家としての今後の活動にも注目が集まりそうだ。

doaの所属事務所「株式会社フローライト」のコメント全文

doaを応援してくださっている皆様へ 【大切なお知らせ】

いつもdoaへあたたかなご声援をいただきましてありがとうございます。

このたびdoaは、2024年12月31日をもちまして活動を終了し、解散する運びとなりましたことをご報告いたします。 突然のお知らせとなり、心よりお詫び申し上げます。

今年6月末に、徳永暁人よりdoaを脱退したいとの申し入れがあり、メンバー間で話し合いを行いましたが、「doa」として活動を継続することは困難であるという結論に至りました。

これまで応援していただいたファンの皆様、関係者の皆様、そしてこの20年間、doaに関わっていただいた全ての皆様に深く感謝いたします。

同時に、先日活動20周年を迎え、お祝いの言葉をいただいております最中、このようなご報告となりましたこと、あらためてお詫び申し上げます。

尚、オフィシャルファンクラブ「doarock」につきましても、2025年春頃発行予定の会報vol.077を最終号とし、解散することとなりました。 2024年7月31日時点と8月1日時点でのdoarock有効会員の皆様には、明日8月6日(火)に別途郵送にて詳細をご案内させていただきます。

現在発表しております「doa 20th Anniversary Live Tour 2024」は、doaとして最後のライブツアーとなります。

残りわずかとなってしまいますが、最後まであたたかなご声援を賜われますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年8月5日 株式会社フローライト

出典:doaの公式X投稿(https://x.com/doa_official_jp/status/1820384252309246462/photo/1)より引用
 

徳永暁人のコメント全文

いつも応援してくださっている皆様及び関係者の皆様へ

このたびdoaは2024年12月31日を持ちまして活動を終了し解散することとなりました。

急な事で驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが正直にお伝えします。 私徳永暁人が他2人のメンバー吉本大樹、大田紳一郎と音楽に対する考え方の違いから一緒に活動していきたいという気持ちが無くなってしまい、その気持ちに嘘をつきながらこれ以上やり続けるのは逆に応援してくださる全ての方々に失礼だと思い、正直に自分の気持ちをメンバーへ伝え脱退を申し出たところ、2人の意見もあり解散ということになりました。

長いことdoaの音楽を愛して支えてくださったファンの皆様へ心から感謝いたします! お世話になりました関係スタッフの方々にも厚く御礼申し上げます。 未熟者の自分を叱咤激励して頂きたくさん成長させて頂いたこと、doaというアーティスト活動を出来たことはファンの方々をはじめ皆様のおかげです。 一緒にdoaの音楽を紡ぎ出してくれた吉本、大田両氏にもとても感謝しています。 本当にありがとうございました。

今後は一音楽家としてゼロから始めていきます。

とは言え秋冬にツアーがあります!このツアーが3人で歌う最後の活動になりますがせっかくのライブなので目一杯音楽をお伝えして最高のライブにしたいと思います!

doaとして皆さんにお会い出来る最後の機会を楽しみにしています!

よろしくお願いいたします。

2024年8月5日 徳永暁人

出典:徳永暁人のX投稿(https://x.com/AkihitoTokunaga/status/1820436483251036265/photo/1)より引用
 

吉本大樹のコメント全文

【 doa を応援してくださっているファンの皆様へ 】

昨日、株式会社フローライトから発表がありました通り、不本意ながら doa は今年いっぱいで解散することになりました。

doa の活動 20 周年のお祝いの言葉をたくさんいただいている最中、突然このようなお知らせをしなければいけなくなったことを心よりお詫び申し上げます。

6 月末、ファンクラブイベントのリハーサル初日に doa のリーダー・徳永暁人から突然「doa を脱退させていただきます」と話がありました。そしてそれは固い意志での決断事項でした。
ご本人はその翌日にでも発表したいと仰っていましたが、私も大田さんも受け入れるまでの時間が必要だったため、このタイミングでの発表になった事をご理解頂ければと思います。

doa というバンド名は、吉本大樹(d)・大田紳一郎(o)・徳永暁人(a)の我々3人の頭文字からなる名前です。
リーダーが抜けるその doa を、「解散せずに吉本・大田の二人で続けるか、もしくは誰か別の頭文字 a の人を入れて活動を継続すればいい」と徳永さんから勧められましたが、そんなものは doa ではありません。今の三人の
3 声ハーモニーがあって初めて doa になります。大田さんも私と同意見であることから話し合いの結果、解散の結論に至りました。

つい一年前前に前事務所を退所し、doa の 3 人、そしてフローライト戸山代表の全員が決意をもって再出発を
し、ファンの皆さんには改めてのパワーを注入していただいていたばかりなのにこのようなことを発表しなければならなくなり、応援してもらっている全ての皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。20 年と長く続けさせてもらった活動が、終わる時はこんなにもあっさり終わってしまうものなのかと力不足だった自分自身に大きく落胆しています。

しかし、今は doa として最後にもう一度ライブツアーを出来るのが唯一の救いです。

秋から始まる “doa 20th Anniversary Live Tour 2024” では吉本・大田・徳永の三人にしかできない唯一無二の
スリーピースロックコーラスハーモニーを最後に沿びに来ていただければ幸いです。これが 3 人で歌う最後の活動となりますが、私たちも悔いの残らぬよう、思いっきり歌いあげって、盛り上がって、楽しんで、
20年と5ヶ月の活動を笑顔で締めくくりたいと思います。

残りわずかな活動となってしまいますが、最後まであたたかなご声援を賜われますよう、よろしくお願い申し上げます。

また、事前に直接お詫びできず、この発表で解散を知ることになった関係者の皆様にお詫び申し上げますとともに事情をご理解いただき、最後までお力添いいただけますよう宜しくお願い申し上げます。

2024年8月6日
吉本大樹 from doa

出典:吉本大樹のX投稿(https://x.com/YoshimotoHiroki/status/1820748062811377998/photo/1)より引用

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