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B’z「兵、走る」の読み方を「へい、はしる」だと思っていた人が意外に多い事実 タレント・ベッキーも

B'z松本孝弘と稲葉浩志が「兵Tシャツ」を着用している写真面白い話題
画像出典:B'z公式Instagramより引用

(文/「B’z 超まとめ速報」@bz_takkoshicom管理人@はやみん)

「♪ゴールはここじゃない まだ終わりじゃない」ーこの印象的なフレーズを私たちはテレビで何度耳にしたことだろうか。そう、このフレーズの楽曲は、リポビタンD ラグビー日本代表応援ソングに起用されたB’zの「兵、走る」である。同曲は2019年、ラグビーワールドカップ2019で日本代表が躍進するとともにチャート成績を上げ、国民的人気ソングへと”成長”を遂げた。

さて、この楽曲のタイトルは何と読むのか、初見で悩んだ人も多いだろう。果たして「へい、はしる」なのだろうか?筆者がまとめた。

この記事を書いた人
B'z 超まとめ速報 管理人@はやみん

はやみんは、「B'z 超まとめ速報」の著者/筆者・管理人で、B'zのことを15年以上にわたって研究しているB'zの専門家。

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タレント・ベッキー「ずっと『へい、はしる』って読んでた。。」B’z「兵、走る」のタイトルに

タレントのベッキーは、「兵、走る」が起用された当リポビタンDのCMが放送開始され、さらに、収録アルバムのB’z『NEW LOVE』がリリースされてから暫くが経過した2019年7月に、Twitterにとある投稿を行った。

「ずっと『へい、はしる』って読んでた。。」
そう、これはB’zの「兵、走る」のタイトルについて言及したものである。
投稿には、ファンから400以上のリプライと3000近くの”いいね”が付き、結果として沢山の共感の声が寄せられることとなった。

そして、2021年現在もなお、Twitterで「へい、はしる」と検索すると、一部の人々が直近まで”へい、はしるだと思ってた”といった主旨の投稿を行っているのが、確認できる。
つまり、「兵、走る」を「へい、はしる」と読んだ人は、かなり多いということだ。(稲葉浩志も、知人から楽曲タイトルを”「へい、はしる」だと思っていた”と告げられたことがある旨をインタビューで語ったことがある。)

ちなみに当サイト「B’z 超まとめ速報」のTwitterアカウントでアンケートを行ったが、こちらでも多くの人が最初に「へい、はしる」と読んでしまった、と回答している。

B’z「兵、走る」は「つわもの、はしる」と読む 漢字使用はスマホ変換がきっかけ

それではそんな「兵、走る」は実際に何と読むのだろうか。改めて確認してみよう。
B’zの「兵、走る」は、正しくは「つわもの、はしる」と読む。
「兵(つわもの)」という漢字は、【武器をとって戦う人。兵士。軍人。また特に、非常に強い武人】という意味や【勇気のある強い人。また、その方面で腕を振るう人。猛者 (もさ) 】という意味を持ち(goo国語辞典より引用)、松尾芭蕉の名句「夏草や 兵どもが 夢の跡」などにも登場するものだが、なかなか日常的には使用しない漢字だ。それ故に、誤読してしまった人が多いのだろう。
ではなぜ、「兵」という漢字が楽曲のタイトルに用いられたのか。

実はこれは、作詞を担当したヴォーカル・稲葉浩志が、ラグビー選手を想起して「つわもの」というフレーズを思い付き、それをスマートフォンの予測変換で「つわもの(強者)」と打とうとしたところ、偶然変換候補の中で先に「兵(つわもの)」という漢字を見つけ、これを面白いと感じたことに由来している。つまりタイトルが「強者」ないしは「強者、走る」になっていたかもしれないということだ。

そう考えると、「兵」という漢字を使用した稲葉の判断は実に創造的であり、そして効果的であったように感じられる。「兵、走る」というタイトルは、間違いなく楽曲にとってプラスに働いたはずだ。
なお作詞家のいしわたり淳治は、自身の連載コラムで同曲のタイトルについて、読みやすさが欠けていることで逆に正しく読めた時に脳裏に焼き付くとし、「少なくとも私はこのタイトルを死ぬまで忘れないような気がする。」と高く評価している。

「兵」「Hey! ツアーモノハシ。」”特製Tシャツ”も作成される

ちなみに稲葉浩志は、2019年開催の全国ツアー『B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』のスタッフTシャツとして、「兵、走る」にあやかった「兵Tシャツ」を”自費製作”。
スタッフに配ったのち、好評に伴い最終的には、ラグビー日本代表の選手たちにプレゼントしたという。

Tシャツの表には「兵」、そして裏には「Hey! ツアーモノハシ。」と記載。
タイトルをモジった洒落のあるデザインは多くのファンからも好評を得ており、SNS上では商品化を求める声も数多く見受けられている。このように「兵」と「Hey!」を掛けて製品にしてしまうほどに、「兵、走る」というのは魅力的なタイトルなのだ。

「兵、走る」の掛け声のコーラスは「ヘイヘイホー」ではなく「エイエイオー」

また、「兵」の読み間違いに関連して「兵、走る」の曲中に登場する掛け声(シンガロングパート)についても補足しておこう。この箇所では、正しくは「エイエイオー」と歌われている。「ヘイヘイホー」、ではない。
この箇所は「へい」のイメージに引っ張られるのか、空耳として上記のように間違って認識されることが多いようだ。

B'z / 兵、走る -Tour Digest-

まとめ

いかがだっただろうか。もし友人知人や家族が「へい、はしる」と読んでいたら、楽曲名の由来も含めてさりげなく教えてあげるのも良いかもしれない。だが、それにしても、B’zとは面白いバンドだ。「兵」にも「エイエイオー」にも、敢えて別に捉えられる余地を残しているようにも感じられる。

そういえば、代表曲「ultra soul」のサビ部分の掛け声も、「ハイ」と叫ぶ人と「ヘイ」と叫ぶ人がいるようだ。別の言い方をすれば、ツッコミどころを残している、とでも言うのだろうか。

ともあれサウンドには一切隙がないのに、リスナーと同じ高さの目線を持つことができるというアティテュードは、実に興味深い。日本の音楽業界の王者・B’zならではのものだと言えるのではないだろうか。ヒットを志すバンドマンは、是非参考にしたいところである。

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