稲葉邦子(いなば くにこ)とは、岡山県津山市川崎にある「イナバ化粧品店」の店主。B’zのヴォーカリスト・稲葉浩志の母。6月10日生まれ。年齢87歳 。血液型AB型。ふたご座。ファンからは”イナママ”の愛称でも親しまれている。
経歴
「イナバ化粧品店」の店主として、1990年代より各メディアに露出。今やバラエティ番組や新聞などにも登場することが多く、B’zのヴォーカリスト・稲葉浩志の母として、全国的に知られている。
夫は稲葉一夫。長男は稲葉伸次(株式会社くらや代表)。次男は稲葉浩志(ミュージシャン)。
義兄に稲葉右二(獣医師・元大学教授)、義甥に稲葉なおと(紀行作家・一級建築士)がいる。
エピソード
- 稲葉浩志は横浜国立大学卒業後、元々志していた教師の道には進まずいわゆる”フリーター”の生活を始めたが、両親はこれを心配していた。”1年間だけ待ってほしい”という稲葉に反対こそしなかったが、邦子さんは当時手紙で稲葉に対し『近所のおじさんが亡くなった』などと里心の付くような暗い話題を綴り、また、その文末に”私の育て方が間違っていた”と書いたこともあったという。(稲葉はこのことを”そう言われるとやっぱり辛かったですよね”と述懐したことがあった。)
- しかし「B’z」としてのデビューが決まると邦子さんは、親戚や知り合いに新曲を録音したテープを配り歩いた。
- 邦子さんが初めて観に行ったB’zのライブは、グループ初公演の『SF Rock Station FINAL EVENT「THANK YOU TM NETWORK」』だった。
- また邦子さんが初めて観に行ったB’zの単独ライブは、1989年6月2日開催の『B’z LIVE-GYM #00 “OFF THE LOCK”』大阪厚生年金会館 中ホール公演。夫・一夫さんと知り合いらで観覧した。
- 以後は、関西や中国、九州で行われたものを中心に、数多くのB’z、稲葉のライブに足を運んできた。
- 「イナバ化粧品店」でファンと記念撮影を行う時には、「はい、チーズ」をもじった「はい、ビーズ(B’z)」という掛け声で写真を撮るのが慣例となっている。
- 肝の据わったキャラクターが愛されており、全国のファンが邦子さんを目当てに「イナバ化粧品店」を訪れる。また小杉竜一、ハロー植田ら多くの芸能人のファンも、邦子さんと対面したことがある。
- 毎月1日に、「イナバ化粧品店」のLINE TIMELINEの動画でファンに挨拶を行っている。
- 毎年母の日と誕生日(6月10日)には、稲葉や全国のファンから花が届くのが恒例となっている。
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