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サム・ポマンティ(Sam Pomanti)

サム・ポマンティ(Sam Pomanti)の写真 サム・ポマンティ(Sam Pomanti)
画像出典:Sam Pomanti公式サイトより

サム・ポマンティ(Sam Pomanti)は、カナダ出身のミュージシャン。キーボディスト、シンガー、シンガーソングライター、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。1995年3月28日生まれ。カナダ・トロント出身(スカボロー地区在住)。年齢29歳。ソロプロジェクト「Kitsuna」(キツナ)のメンバー。B’zのサポートメンバーや、INABA / SALASの音楽プロジェクトに参加したことなどでも知られる。

プロフィール

父・ルー・ポマンティ(Lou Pomanti)を筆頭とした音楽一家で育ち、幼少期からゲーム音楽に熱中する生活を送っていた。その後スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)、プリンス(Prince)、 AC/DC、ジノ・ヴァネリ(Gino Vannelli)、 ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)などの音楽に親しみ、多くの音楽的センスを養った。また中学生時代からは様々な楽器を演奏し、高校卒業後は、カナダの音楽名門校ハンバーカレッジ(Humber College)に入学。あらゆるジャンルの音楽を習得した。

同校在学中にバンド活動を通じて作編曲やパフォーマンスの力を身に付け、その後ライブミュージシャンとして、ジョニー・オーランド(Johnny Orlando)、スコット・ヘルマン(Scott Helman)、エド・シーラン(Ed Sheeran)、ニッキ・ヤノフスキ(Nikki Yanofsky)やマイク・スターン(Mike Stern)などと共演。また2017年からは、ロックミュージシャン・キム・ミッチェル(Kim Mitchell)のバンドに参加している。

 

B’zとの出会いのきっかけ

2016年、父・ルー・ポマンティが、B’zのヴォーカル・稲葉浩志と米ギタリスト・スティーヴィー・サラス(Stevie Salas)のコラボユニット「INABA / SALAS」の1st アルバム『CHUBBY GROOVE』(2017.01.18)にレコーディング参加したことで、稲葉らがカナダにあるポマンティ一家のスタジオに訪問。その際稲葉とサムが出会い、稲葉がサムの演奏・歌唱などの音楽スキルを評価したことなどから、後にサムは、稲葉によってB’z、INABA / SALASのレコーディングやライブツアーに抜擢されることとなる。

そして2017年、サム・ポマンティは友人と念願の日本旅行に出掛けている際に、東京で歌入れの作業中だった稲葉から連絡を受け、B’zの20th アルバム『DINOSAUR』収録の「ルーフトップ」のコーラスに参加。その際のクオリティが極めて高かったことから、別の曲「SKYROCKET」のコーラスレコーディングにも参加することとなり、稲葉は謝礼として、サムに夕食をご馳走したという。

また次作アルバム『NEW LOVE』(2019.05.29 21st AL)では、再び知り合いの知り合いの結婚式で日本を訪れていたというサムを稲葉が誘い、「MR. ARMOUR」のコーラスレコーディングに参加。

さらに2019年の全国ツアー『B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』では、ビデオでのオーディションを経て、若さ、マルチなスキル、意欲性(ビデオでは自ら日本語のハーモニーを付けたという)、その誠実な性格などを踏まえて、サポートキーボディスト(コーラス)として初めてB’zのサポートメンバーに参加している。

また同年のツアー終了後にはINABA / SALASの新作アルバムのプリプロダクション(プログラミング)に参加。
そして2nd アルバム『Maximum Huavo』(2020.04.15)レコーディングには、最終的にシンセサイザー、ピアノ、シンセベースなどでも参加を果たし、アルバム制作の中で、中心的な役割を担っている。また開催予定だった『INABA / SALAS “the First of the Last Big Tours 2020”』では、サポートキーボディストを担当することが決定していた。

サムは、複数の楽器を巧みに弾きこなしコーラスワークも柔軟にこなすほか、自らがメインヴォーカルも取ることができるという、マルチな才能が光るミュージシャン。作詞作曲・編曲も行う自身のソロプロジェクト「Kitsuna」でも、活動を行っている。

 

サム・ポマンティと日本(日本語)について

ちなみにサム・ポマンティは、幼少期に触れていた日本のゲームや映画などを通じて日本文化に興味を持ち始め、その後独学で日本語を勉強。B’zの稲葉浩志と初めて会った際にはB’zのことをすでに認知しており、稲葉がB’zのメンバーと聞いて、楽曲「もう一度キスしたかった」(1991.11.27 5th AL)が好きだと答えたという。そして日本でのライブ公演のMCでは日本語で会話を行っているほか、ファンに向けたSNSの投稿は日本語で記述。(また、日本語能力向上のため、日本語でのブログを定期的に更新。)

そして2020年には、”日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができる”レベルと定義される「日本語能力試験N2」を取得した。また、日本でのツアー中やその前後では、全国各地の観光名所を一人旅したこともある。このように彼の”日本好き”のエピソードは枚挙にいとまがなく、サムはいわゆる”日本通”と目されている。

 

サム・ポマンティが参加したB’zのライブツアー

サム・ポマンティがキーボードとして参加したB’zのライブツアーの一覧は、下記の通りである。

  • B’z SHOWCASE 2019 -魔界転翔-
  • B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-
  • SUMMER SONIC 2019

サム・ポマンティは、2019年にB’zのライブツアーに参加した。

  • 初参加ライブ:『B’z SHOWCASE 2019 -魔界転翔-』2019年6月4日(火)天草市民センター公演
  • 最終参加ライブ:『B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』2019年9月10日(火)マリンメッセ福岡公演

サム・ポマンティが参加する予定だったINABA / SALASのライブツアー

サム・ポマンティがキーボードとして参加する予定だったINABA / SALASのライブツアーの一覧は、下記の通りである。

  • INABA / SALAS “the First of the Last Big Tours 2020″(全公演中止)

サム・ポマンティは、2020年(振替公演:2021年)にINABA / SALASのライブツアーに参加予定だった。

  • 初参加ライブ:なし
  • 最終参加ライブ:なし

サム・ポマンティがレコーディング参加したB’zの楽曲

サム・ポマンティがレコーディング参加したB’zの楽曲は、以下の通りである。

曲名初収録作品トラック数発売日発売元規格品番
SKYROCKET20th ORIGINAL ALBUM「DINOSAUR」08.2017年11月29日VERMILLION RECORDSBMCV-8054 [ 初回限定盤 CD+DVD ]
DVD :「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」ライブ映像
No. : BMCV-8052

[ 初回限定盤 CD+Blu-ray ]
Blu-ray :「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」ライブ映像
No. : BMCV-8053
ルーフトップ20th ORIGINAL ALBUM「DINOSAUR」09.2017年11月29日VERMILLION RECORDSBMCV-8054 [ 初回限定盤 CD+DVD ]
DVD :「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」ライブ映像
No. : BMCV-8052

[ 初回限定盤 CD+Blu-ray ]
Blu-ray :「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」ライブ映像
No. : BMCV-8053
MR. ARMOUR21st ORIGINAL ALBUM「NEW LOVE」06.2019年5月29日VERMILLION RECORDSBMCV-8056 [ 初回生産限定盤 ]
CD+オリジナルTシャツ
No. : BMCV-8055
[ アナログレコード ]
No. : BMJV-8056
なおいずれの楽曲にも、コーラスとして参加している。

サム・ポマンティがレコーディング参加したINABA / SALASの楽曲

サム・ポマンティがレコーディング参加した、稲葉浩志とスティーヴィー・サラス(Stevie Salas)によるスペシャルユニット・INABA / SALASの楽曲は、以下の通りである。

曲名初収録作品トラック数発売日発売元規格品番シンセベースピアノシンセサイザープログラミングプリプロダクションプログラミング
Mujo Parade ~無情のパレード~Maximum Huavo01.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
UMaximum Huavo02.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
KYONETSU ~狂熱の子~Maximum Huavo03.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティサム・ポマンティ
Violent JungleMaximum Huavo04.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
Boku No Yume WaMaximum Huavo05.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
Demolition GirlMaximum Huavo06.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティ
IRODORIMaximum Huavo07.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティサム・ポマンティ
You Got Me So WrongMaximum Huavo08.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
BloodlineMaximum Huavo09.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティサム・ポマンティ
Take On Your LoveMaximum Huavo10.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティサム・ポマンティ
CELICAMaximum Huavo11.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティサム・ポマンティ
CELEBRATION ~歓喜の使者~Maximum Huavo12.2020年4月15日VERMILLION RECORDS初回生産限定盤【CD+オリジナルTシャツ】No:BMCV-8057 初回限定盤【CD+DVD】 初回限定盤【CD+Blu-ray】No:BMCV-8059 通常盤【CD】No:BMCV-8060
No:BMCV-8058
サム・ポマンティ
※プリプロダクションプログラミングのクレジットはアルバム全体に掛かっており、どの楽曲に紐づいているか不明。また小林廣行と連名である。

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