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稲葉浩志『シアン』特装版の印刷、製本などについて聞いた図書印刷担当者のインタビューが『WEBザテレビジョン』で公開

『稲葉浩志作品集「シアン」特装版』のイメージ画像 シアン
画像出典:筆者撮影

稲葉浩志作品集「シアン特装版』(KADOKAWA)の印刷・製本など制作を担当した図書印刷の各氏※に対するインタビュー(聞き手:アートディレクター・志村正人氏(REVEL46)と編集長・江村真一郎氏(KADOKAWA))記事が、2023年7月20日に『WEBザテレビジョン』にて公開された。

※岩瀬学氏(技術開発本部 技術開発部 担当部長)、佐藤浩二氏(生産統括本部 生産管理本部 SP・加工管理部 SP制作グループ 主任)、千葉慎也氏(第一情報デザイン営業本部 第二営業部 第三課 係長)

同記事では、KADOKAWAが3社の中から同社を選定し昨年7月にアーティスト名を伏せて依頼をしたことがプロジェクトの始まりだったことや、『ドイツ装』『スイス装』と呼ばれる独特な装丁の解説、作業全体のこだわりポイントなどが、明かされた。

岩瀬氏は作品集の『ドイツ装』について、定義が明確に決まった経緯は分からないとした上で、「表と裏に固い表紙が付いている作り」「その厚い紙が本の背に繋がっていないもの」と解説。またフォトブックの『スイス装』は、「表紙の紙が片面だけ接着されているもの」だと述べた(出典:https://thetv.jp/news/detail/1147964/p2/)。これらの貼り付けは、手作業にて行われたという。

このほかにも3氏と志村氏、江村氏は記事内で、制作でこだわった点について詳しく述べている。江村氏は末尾で、あとがきの稲葉による「巨岩の下敷きになる自分を想像して怖気付いた」という言葉は、2022年の年末に出来上がったばかりのサンプルを見せた際の函(はこ)のイメージから来ているものではないかと推測した(総重量は約3.5kg)。

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