B’zが「JAP THE RIPPER」(1994)を、『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』のドーム・スタジアム公演で『B’z LIVE-GYM 2001 “ELEVEN”』以来、22年ぶりに演奏した。
メンバー紹介が終わると、松本孝弘(Gt)がお馴染みのゼブラ柄の愛器『Yamaha MG-M III Custom Prototype 1993』を携え、久方ぶりの披露となるリフを響かせる。ステージ中央で煽る松本に、観客が呼応し、ボルテージが徐々に高まっていく。
バンドは原曲よりもややスローで後ろノリのビートを奏でていく。稲葉浩志(Vo)は花道を移動しながら、袖から出されたボールを複数回観客席に蹴り込んだ(※一部公演では投げ入れることもあった)。この演出は『B’z LIVE-GYM Pleasure ’93 “JAP THE RIPPER”』のリバイバルだとみられる。なお降雨中断があった9月21日とファイナルの9月24日の大阪公演では、エンディング時に松本もボールを蹴り入れた。
1番サビで下手にて、ギターソロの前でステージ中央にて稲葉と松本が肩を並べる様は、これまでの積年のB’zのライブ活動が数々想起されるほどに、実に重みが感じられるものだった。WOWOWの独占放送&配信の宣材写真にも、使用されたものとみられる。
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