B’zの公式サイトで3日、同日正午より稼働開始が予定されていた『B’z presents UNITE #01』のマッチングシステム(公式リセール/大阪公演)が事実上延期となることが発表された。
同サイトでは、「現在の状況を鑑み、より柔軟な対応を協議しております。」との案内が記載。さらに「ご利用希望の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、次のご案内まで今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。」と記載され、対応協議の末、後日改めて案内が行われることが発表された。
大阪府の重症病床使用率は40%超え B’z主催ライブイベント有観客開催に影響か
状況は厳しい。大阪府の吉村洋文知事は17日に、府が確保する新型コロナウイルスの重症患者用病床の使用率が50%を超える事態になった場合、独自にデパートや映画館などの大規模商業施設に対する休業要請やイベントの無観客開催の要請に踏み切る考えを示していたが、9月2日時点の大阪府の全重症病床使用率(病床数589)は41.1%となっている。
これによって少なくとも、9月18日・19日に大阪城ホール(=大阪市中央区)で開催が予定されているB’z主催、Mr.Children出演予定の同ライブイベント『B’z presents UNITE #01』の有観客開催に、影響が及んでいるものとみられる。
また首都圏でも感染状況は予断を許さないものとなっており、千葉市・千葉県が9月18日・19日に開催予定の『SUPERSONIC 2021』(=ZOZOマリンスタジアム、千葉市美浜区)主催者側に公演の延期か規模縮小を求めるなど、音楽イベントの有観客開催の可否が問われている。B’zが9月23日に出演予定の『テレビ朝日ドリームフェスティバル2021』のチケット一般発売も、4日から11日に延期となった。
なおB’zは9月28日・29日にも横浜アリーナ(=横浜市港北区)で、GLAYが出演予定の同ライブイベントを主催する予定。
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