TERU(てる)とは、日本のミュージシャン。ヴォーカリスト、シンガーソングライター、作曲家、作詞家。ロックバンド「GLAY」のメンバー。1971年6月8日生まれ、北海道函館市出身。年齢53歳。かねてからロックユニット「B’z」をリスペクトしている。
B’zとの関係
GLAYがデビューした当時、B’zのライブ映像作品『”BUZZ!!” THE MOVIE』(1996年1月1日発売)を観たGLAYのギター・TAKUROはTERUにB’zのライブを見せたいと画策し、会場が武道館であることを黙って連れ出し、『B’z LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”』武道館公演を観賞させた。この時TERUは、B’zによるMCで「武道館」という言葉が登場するまで会場が武道館であることに気付かなかったという。
2003年1月5日放送のラジオ番組『GLAY RADIO COMMUNICATION』で、TERUは同年の目標について「今年は稲葉(浩志)さんみたいな身体を作りたいね。」「贅肉のないかっこいい身体を作っていきたいと思います。」などと宣言。これを受けてTAKUROから、”美川憲一さんプロデュース(当時放送されていたバラエティ番組の企画)の…””(同年のツアーの衣装は)レッチリのフリーみたいにブリーフ一枚か、アマレスの…”などと冗談を交えて、『TERU稲葉化計画』が提案された。
2010年3月開催の『B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic”』東京ドーム公演を、GLAYのメンバー全員で鑑賞した。
2011年2月14日、Twitterでファンから松本孝弘がグラミー賞を受賞したことをシェアされると、「マジですか?すっげ〜〜〜!!!」「(すごい!皆でお祝いしなくちゃ!!という引用RTに)だね〜!!!」とコメントした。
2011年9月25日に日本武道館で行われた『テレビ朝日ドリームフェスティバル2011』でGLAYとB’zが同日のステージにラインナップされ、TERUとB’zが初めて同一のステージに立った。
TERUはMCで、「みなさんB’zを観に来られていると思うんですけど」などと執拗に語り、このことについてファンクラブ会報誌のインタビューで問われた稲葉は「何だそれ?(笑)」、松本は「そんなこと言ってたの?(笑)僕ら観に行ったけど、オープニングだけ観ただけだったからね。自分達の準備もあったし。」と反応していた。
2012年9月27日、Twitterで「2日前、松本さんとサンタモニカでご飯しましたよ!音楽論議、兄貴にたくさん教えてもらいました!最高に尊敬する兄貴です!全米ツアー楽しみですね〜!」とツイートし、松本孝弘と米・サンタモニカで食事をして音楽の話をしたことを明かした。
2016年1月27日に音楽ナタリーで公開されたインタビューで、日頃パフォーマンスする上で意識していることを問われ、「例えばB’zの稲葉(浩志)さんみたいにバーッと走りながら歌うにはそれなりに体を作らなきゃいけない。それは先輩アーティストの活躍を見て感じるね。」「稲葉さんがモニタースピーカーからジャンプしてるのをみてカッコいいなあと思って、次のツアーで採り入れさせてもらった(笑)。会場が大きくなればなるほど、スケールの大きい動きをしたいと思ってて。いろいろ勉強してるよ。」などとコメントした。
2021年9月28日・29日開催の『B’z presents UNITE #01』で、GLAYのヴォーカルとしてB’zと初めて共演。GLAY「彼女の”Modern…”」と「ultra soul」を稲葉と共に歌唱した。
2021年10月12日、GLAY側のオファーでTERUが稲葉と対談を実施。この模様を収めた動画『稲葉浩志(B’z) x TERU(GLAY) 特別対談』(※外部リンクに飛びます)が26日21時に、GLAYの公式YouTubeチャンネルで公開された。
エピソード
- 共演前、稲葉とはあまり交流がなかったが、松本とは食事等を何度も共にしてきた(「お世話になった」※bayfm『TERU ME NIGHT GLAY』2021年10月13日放送回より)という。なお『TAK MATSUMOTO PLAYER’S BOOK』(2021年5月10日発売、リットーミュージック)にTAKUROが提供した会食時の写真では、お酒が入った様子のTERUが写り込んでいる。
- 稲葉とは『B’z presents UNITE #01』の準備中にLINEを交換し、稲葉が手書きで「T」「I」と手書きで「ultra soul」の歌の振り分けをした紙の写真を、送ってもらったという。またTERUは本番前夜に、稲葉に緊張している旨を伝えた。
- 『B’z presents UNITE #01』で共演したB’z「ultra soul」の選曲は、以前からカラオケでよく歌っており、いつか共演する機会があったら歌ってみたいと思っていた曲だったということで、TERUの要望によるものだった。
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