プロ野球・西武の松坂大輔投手が今季限りで引退する意向を固めたことが6日、分かった。
松坂は昨年から古巣の西武に復帰したが、同年7月5日に「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術」を受け、その後は1、2軍ともに登板なし。現在は右手中指の感覚がないといい、練習も行っていないという。
「平成の怪物」や、同年代の1980年生まれを指す「松坂世代」という言葉を生んだ大投手が、マウンドを去ることになった。松坂は横浜高校3年の時に1998年の甲子園春夏連覇を達成し、夏の甲子園決勝ではノーヒットノーランを達成。また西武入団1年目には16勝を挙げ最多勝に輝くなど、日本プロ野球でも圧倒的な活躍を見せた。その後2006年オフに、ポスティングシステムでは史上最高額の約5111万ドル(当時約60億円)という入札額で、レッドソックスへ移籍。1年目には15勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。日米通算成績は170勝108敗2S。防御率3・53。
松坂はB’zのファン コンピに選曲、「トミー・ジョン手術」の日に曲を口ずさんだことも
松坂は、B’zのファン。2007年7月31日にアメリカで発売された松坂大輔選曲のコンピレーションアルバム『Music From the Mound』では、収録曲にB’z「Real Thing Shakes」(20th SG、1996年5月15日発売)を選んだ。
さらに2011年6月10日(現地時間)、米・ロサンゼルスでいわゆる「トミー・ジョン手術」を受けた日の朝には、B’z「さよなら傷だらけの日々よ」(48th SG、2011年4月13日発売)を口ずさんでいたとのこと。
松坂の野球人生には、B’zの音楽が寄り添っていた。
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