2019年11月現在、BS朝日にて、テレビドラマ「外科医 柊又三郎」や「ガラスの仮面」の再放送が行われています。
ドラマ「外科医 柊又三郎」にはB’zの「love me, I love you」、「ガラスの仮面」にはB’zの「Calling」がそれぞれ主題歌として起用されましたが、このようにB’zは、これまでに幾つものテレビドラマの主題歌を担当し、ドラマ作品を彩ってきました。
中にはTBS「日曜劇場」やフジテレビ「月9」などのドラマ主題歌を担当し、ドラマと楽曲それぞれがヒット作となったものも存在しています。
そこで今回は、B’zの歴代のテレビドラマ主題歌・タイアップについて完全にまとめさせていただきました。宜しければ是非ご覧ください。
B’z 歴代のテレビドラマ主題歌・タイアップ全曲まとめ(時系列)
それでは、B’zの歴代のテレビドラマ主題歌・タイアップについて、全曲を時系列でご紹介させていただきます。
1989年(昭和64年/平成元年)
TBS系テレビドラマ「ハイミスで悪かったネ!」
『ドラマ23』という帯ドラマの放送枠で6月12日~6月15日に放送されたテレビドラマ。
主な出演者は田中好子、岡本麗、松浦佐知子、吉村明宏、花王おさむ。
TBS系テレビドラマ「ハイミスで悪かったネ!」エンディングテーマ:B’z「君の中で踊りたい」
TBS系テレビドラマ「ハイミスで悪かったネ!」エンディングテーマとして起用されたのが、1989年5月21日リリースのB’z 2ndシングル「君の中で踊りたい」である。これがB’zとして史上初めてのタイアップとなった。しかしセールスは奮わずオリコンチャートでは圏外となった。
また1990年6月21日にリリースされミリオンヒットを記録したミニアルバム「WICKED BEAT」には英語版アレンジバージョンの「I Wanna Dance Wicked Beat Style」が収録されている。
1990年(平成2年)
テレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』
1990年10月7日から1991年9月29日まで、毎週日曜20:00 – 20:54の時間帯にテレビ朝日系列で放送されたテレビ朝日、石原プロモーション制作のテレビドラマ。下町に生きる人々の人間模様にスポットを当てた刑事ドラマであり、ストーリーも現実社会に根差した問題を数多く取り上げている。
主演は舘ひろしで渡哲也などが出演。また坂上二郎(コント55号)、高木ブー(ドリフターズ)、三浦友和、遠藤憲一、神田正輝などのゲストキャスティングにも力が入れられた。ちなみに舘ひろしとB’zには何かしらの交友関係がある模様で、舘は全国ツアー「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」などに祝花を贈っている。
テレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』主題歌(エンディングテーマ):B’z「愛しい人よGood Night…」
テレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』主題歌として、1990年10月24日リリースのB’z 7thシングル「愛しい人よGood Night…」がエンディングテーマに起用された。
同曲は4thアルバム『RISKY』収録曲の予定だったが、ドラマの主題歌に決まったため、急遽前作「Easy Come, Easy Go!」からわずか3週間のインターバルでシングルとしてリリースされることとなった。
なお同ドラマではオープニングテーマに女性ギタリスト・安宅美春のデビューシングル「孤独のRunaway」が起用されており、B’zが後にセルフカバーしている。
1991年(平成3年)
関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』
関西テレビが制作し、フジテレビ系列で1991年10月7日から12月23日まで毎週月曜22:00 – 22:54の時間帯で放送された山崎洋子原作のテレビドラマ。
主演は沢口靖子(神尾柊子役)が務め、 神尾が恋人の自殺や未婚の母としての苦悩を経ながらもトップクラスのホテルウーマンへの道を駆け昇っていくストーリーが描かれる。
関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』主題歌:B’z「ALONE」
関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』主題歌には、1991年10月30日にリリースされたB’z 9thシングル「ALONE」が起用された。B’zとしては前作「LADY NAVIGATION」に続くミリオンヒット作品となった。「ALONE」は同じくアルバム『IN THE LIFE』に収録されている「もう一度キスしたかった」と当初シングル候補を争っていたが、「ALONE」がドラマ『ホテルウーマン』の主題歌に決まっていたため、シングルに決定したという逸話がある。
ちなみに同ドラマではB’zと同じビーイング所属のアーティスト、T-BOLANの「離したくはない」、WANDSの「寂しさは秋の色」などが挿入歌として使用されており、後にリリースされたサウンドトラックに全て収録されている。
1993年(平成5年)
日本テレビ開局40年記念ドラマ『西遊記』
1993年3月28日に放送された日本テレビ開局40年記念ドラマ。
堺正章が主演を務めたシリーズのリメイク作品で、孫悟空役は本木雅弘、三蔵法師役は宮沢りえが務めた。視聴率は26.9パーセント(瞬間最高33.9パーセント)(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録したといい、好評を受けて翌年に連続ドラマとして唐沢寿明・牧瀬里穂主演で『西遊記』が製作された。
日本テレビ開局40年記念ドラマ『西遊記』主題歌:B’z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
日本テレビ開局40年記念ドラマ『西遊記』主題歌には、1993年3月17日にリリースされたB’z 12thシングル「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」が起用された。同シングルはB’z最大のCDセールスを記録し、ダブルミリオンを達成している。楽曲のイントロなどの雰囲気はタイアップを意識しオリエンタルなものとなっている。長くなった曲名について稲葉は音楽番組「ミュージックステーション」に出演した際に、”これまでこざっぱりしたタイトルが多かったので”とコメントしている。
1994年(平成6年)
テレビ朝日系木曜ドラマ『新空港物語』
1994年1月6日から3月17日まで毎週木曜日21:00 – 21:54に、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。『大空港’92〜愛の旅立ち〜』の続編。
空港管理センターという架空の職場を舞台にしたストーリーで、そこに勤務する「特別管理官」である若者達の仕事の悩みや、恋愛、結婚などに焦点をあてた物語が展開される。
主演は植木等が務め、東幹久、鈴木杏樹らが出演している。
テレビ朝日系木曜ドラマ『新空港物語』主題歌:B’z「Don’t Leave Me」
テレビ朝日系木曜ドラマ『新空港物語』主題歌には、1994年2月9日にリリースされたB’z 14thシングル「Don’t Leave Me」が起用された。
同シングルは初週で79万枚を売り上げ、B’zのシングルとしては「LOVE PHANTOM」に次いで2番目の初動売上を記録している。ミュージックビデオは米・ロサンゼルスで撮影され、当時の松本・稲葉の長髪を靡かせる姿を拝むことができる。
1995年(平成7年)
テレビ朝日系木曜ドラマ『外科医柊又三郎』
1995年7月6日から9月28日にかけてテレビ朝日系列「木曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。同年12月28日には総集編が放送され、1996年に2作目が放送された。
主演は萩原健一(柊又三郎役)が務め、優秀な外科医・柊又三郎を中心として人間味あふれるストーリーが展開されていく。
萩原のほかに保阪尚輝、高樹沙耶らが出演。
テレビ朝日系木曜ドラマ『外科医柊又三郎』主題歌:B’z「love me, I love you」
テレビ朝日系木曜ドラマ『外科医柊又三郎』主題歌には、1995年7月7日にリリースされたB’z 17thシングル「love me, I love you」が起用された。
ライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure ’95 “BUZZ!!”』の初日公演に合わせた関係で異例の金曜日リリースとなったが、2週連続のオリコンチャート1位を獲得している。
ミュージックビデオは札幌でゲリラ的に撮影され、大通公園や札幌ラーメン横丁をスーツ姿で闊歩する稲葉の姿が印象的なものとなっており、ファンから人気を集めている。
テレビ朝日系ドラマ『X-FILE(第1シーズン)』
1993年から2002年にかけてアメリカで製作されたSFテレビドラマであり、日本のテレビ朝日では1995年11月22日〜1997年12月10日にかけてシーズン1~3がレギュラー放送、シーズン4以降が1998年12月6日~2003年7月6日にかけて一部のエピソード2~3話分を編集して『日曜洋画劇場』枠で放送された。ストーリーは、UFO、UMA、オカルトなど科学では説明の付かない超常現象のまつわる事件に、2人のアメリカ連邦捜査局(FBI)捜査官が取り組むというものである。
テレビ朝日系ドラマ『X-FILE(第1シーズン)』主題歌:B’z「LOVE PHANTOM」
テレビ朝日系ドラマ『X-FILE(第1シーズン)』主題歌には、1995年10月11日にリリースされたB’z 18thシングル「LOVE PHANTOM」が起用された。この楽曲は同年7~8月に行われたライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure ’95 “BUZZ!!”』の演出用に制作されており、ライブで初披露されていたが、後にシングルとしてリリースされることとなった。セールス実績としては発売初週に95万枚を売り上げ、当時の歴代1位を記録。B’zとしても史上2番目となる186.2万枚を売り上げ、B’zの代表的な楽曲となった。
1996年(平成8年)
日本テレビ系ドラマ『俺たちに気をつけろ。』
1996年4月15日から6月24日まで、日本テレビ系列で毎週月曜22:00 – 22:54に放送されたよみうりテレビ制作のテレビドラマ。主演は保阪尚輝。大友巧(保阪尚輝)、池場祐介(袴田吉彦)、日比野遥(中谷美紀)の3人組が義賊行為を図りつつ、三角関係などに揺れるストーリーとなっている。
日本テレビ系ドラマ『俺たちに気をつけろ。』主題歌:B’z「Real Thing Shakes」
日本テレビ系ドラマ『俺たちに気をつけろ。』主題歌には、1996年5月15日にリリースされたB’z 20thシングル「Real Thing Shakes」が起用された。
同曲はアメリカで、レッド・ツェッペリンなどのエンジニアを務めたアンディ・ジョーンズをプロデューサーに立てて制作された。渡米初日のリハーサルが終わってから皆で松本の部屋に集まろうとなった際に、集合30分前にリフが完成し、それをアンディが気に入ったためこの曲が誕生したという逸話がある。このレコーディングで松本はアンディからギターダビングに関するノウハウを吸収し、稲葉はヴォーカルスタイルの変更を迫られる(それまで暗黙の了解があったキーの上限を取り払われるなど)などしており、結果的にB’zに一つの変革をもたらした制作の機会であったといえよう。なお本シングルは、日本人アーティストが発売した全英語詞のシングルで初めてミリオンセラーを達成した作品である。
1997年(平成9年)
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』
美内すずえによる大ベストセラー少女漫画作品『ガラスの仮面』が、テレビ朝日系列の月曜ドラマ・イン枠でテレビドラマ化され1997年7月7日から1997年9月15日まで放送されたもの。
98年には続編が製作された(後述)。
平凡な一人の少女・北島マヤが秘めた芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品である。
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』主題歌(オープニングテーマ):B’z「Calling」
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面』主題歌(オープニングテーマ)には、1997年7月9日にリリースされたB’z 22ndシングル「Calling」が起用された。同曲は元々松本が友人の結婚式用に制作した曲がベースとなっており、後にアレンジを重ね、結果としてアレンジャーに松本・稲葉・池田・徳永の4人が関わるなどして完成には約7ヶ月以上の歳月を費やした。2つの異なるサビがある特徴的な楽曲である。なお同年3月~4月に行われたライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure’97 “FIREBALL”』では、未発表曲として松本のピアノ伴奏とともに大サビ以外の部分が披露された。また約5トンの水を使用したという大雨の演出が用いられたミュージックビデオもまた印象的である。同年12月26日にB’zはこの曲と「スイマーよ!!」を『ミュージックステーションスーパーライブ』に出演して披露し、スーパーライブ史上最高の視聴率を叩き出している。
1998年(平成10年)
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 PartⅡ』
前作(第1シリーズ)の続編として、1998年4月13日から1998年6月29日まで放送されたもの。
前作が原作の第1章〜第8章を基にしているのに対して、今作は原作の第9章〜第11章を基にしている。一部オリジナル設定が存在している。
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 PartⅡ』主題歌(オープニングテーマ):B’z「Calling」
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 PartⅡ』主題歌(エンディングテーマ):B’z「ハピネス」
1997年11月19日にリリースされたB’z 9thアルバム『SURVIVE』に収録されている楽曲「ハピネス」が、テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 PartⅡ』のエンディングテーマとして起用された。
同曲はバラード曲としてファンから人気が高く、2002年12月にリリースされたバラードベストアルバム『The Ballads 〜Love & B’z〜』に収録された他、2008年9月にリリースされたベストアルバム『B’z The Best “ULTRA Treasure”』のファン投票で30位となり、収録された。
2013年に行われたベスト選曲ツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』ではホール公演で演奏されている。ちなみにこの曲のアコースティックギターのソロは、仮テイクで録ったものが良かったため、そのまま採用されている。
1999年(平成11年)
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 感動の完結編スペシャル』
1999年9月30日に放送された完結編スペシャル。脚本は原作第12章と『花とゆめ』連載版を元にアレンジが施され完結となっている。
テレビ朝日系ドラマ『ガラスの仮面 感動の完結編スペシャル』主題歌(オープニングテーマ):B’z「Calling」
2000年(平成12年)
TBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』
2000年1月16日から3月26日まで毎週日曜日21:00 – 21:54に、TBS系の「東芝日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。腕はあるがチャンスに恵まれず人気のない美容師の男性・沖島柊二と、難病を患い車椅子での生活を強いられながらも明るく人生を謳歌しようとする図書館司書の女性・町田杏子を描いたラブストーリー。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど社会現象を巻き起こした。
TBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』主題歌:B’z「今夜月の見える丘に」
2000年2月9日にリリースされたB’z 27thシングル「今夜月の見える丘に」が、TBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』主題歌として書き下ろされた。
実は同ドラマのためにB’zが最初に用意したのは、後に30thシングルとして発表されることになる「RING」という楽曲であった。しかしこれを聴いた脚本の北川悦吏子は”ドラマのイメージと違う”と感じ、B’z宛てに直筆の手紙を送付。そしてB’zから再度提出されたのがこの「今夜月の見える丘に」であった。(北川悦吏子とB’zの二人はこの時の縁がきっかけで後に交流を持っている)
同曲はB’zとして1997年の「Calling」以来約3年ぶりのミリオンセラーを達成し、初動で67.2万枚、累計売上は112万枚を記録。年間シングルランキングでは8位にランクインし、1995年の「LOVE PHANTOM」以来、5年ぶりにTOP10入りを果たした。
読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『明日を抱きしめて』
2000年10月9日から12月11日まで日本テレビ系列で毎週月曜22:00 – 22:54に放送された前川麻子原作、読売テレビ制作のテレビドラマ。松本幸四郎演じる人気建築家の主人公・相澤亮介の家族を取り巻く少年犯罪、冤罪、同性愛などの問題に切り込んだ内容となっている。ほかに高島礼子、酒井美紀、小栗旬らが出演している。また三田佳子が次男逮捕により降板したことが話題となっており、代役は小柳ルミ子が務めた。
読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『明日を抱きしめて』主題歌:B’z「RING」
2000年10月4日にリリースされたB’z 30thシングル「RING」が、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『明日を抱きしめて』主題歌に起用された。
同曲は前述のTBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』主題歌として当初提出された曲であった。当初「今夜月の見える丘に」の2nd beatでリリースされることが内定していたが直前で変更となりシングルとしてリリースされることとなった。
前年に行われたアルバムツアー『B’z LIVE-GYM ’99 “Brotherhood”』の福岡ドームでの公演の際に楽屋で書かれたものであり、その際の模様はDVD『The true meaning of “Brotherhood”?』の特典映像に収録されている。また同年に行われたライブツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”』の札幌公演以降では28人のストリングス隊と共に未発表曲として演奏された。
2003年(平成15年)
フジテレビ系火曜9時ドラマ『あなたの隣に誰かいる』
2003年10月7日から12月9日まで、フジテレビ系列で毎週火曜21:00 – 21:54に放送されたテレビドラマ。いかりや長介が生前最後に出演したテレビドラマでもある。
ストーリーは、実話をベースにした「サススペンスホラー」。松本梓(夏川結衣)と夫の欧太郎(ユースケ・サンタマリア)が、引っ越し先の住宅街に溢れる奇妙な住人や奇妙なルールに翻弄されていく。ちなみに最終回で松本家が引っ越した先の住人の姓は「稲葉」(役所広司)である。
フジテレビ系火曜9時ドラマ『あなたの隣に誰かいる』主題歌:B’z「アラクレ」
2003年9月17日にリリースされたB’z 13thアルバム『BIG MACHINE』に収録されている「アラクレ」が、フジテレビ系火曜9時ドラマ『あなたの隣に誰かいる』主題歌に起用された。
同曲はB’zデビュー15周年を記念して行われた野外ライブ「B’z LIVE-GYM 2003 Final Pleasure “IT’S SHOWTIME!!”」渚園公演で1曲目に披露されている。
また「B’z LIVE-GYM 2003 “BIG MACHINE”」ツアーではモトクロスバイクがステージ上を飛び交う演出が設けられ話題となった。
ちなみにテレビ朝日の六本木ヒルズ内の新本社ビルへの移転を記念して制作された単発スペシャルの2時間ドラマ『生放送はとまらない!』でB’zは同曲を演奏し、テレビドラマへの”出演”を果たした。
またこのドラマでは、挿入歌としてTAK MATSUMOTO feat.稲葉浩志「勝手にしやがれ」(沢田研二のカバー)、TAK MATSUMOTO feat.ZARD「異邦人」(久保田早紀のカバー)が使用されており、このことも話題となった。(2003年11月にリリースされたTAK MATSUMOTOによる邦楽カバーアルバム『THE HIT PARADE』収録)
2005年(平成17年)
NHKドラマ『生き残れ』
NHK総合テレビ・デジタル総合テレビで2005年5月に放送されたテレビドラマの特別番組。
脚本家・井上由美子がマラッカ海峡で起こった海賊事件のルポルタージュを読んだのをきっかけに制作されたドラマである。マラッカ海峡で海賊に日本船が襲われるというサバイバルストーリー。主演は阿部寛が務めている。
主題歌:B’z「パルス」
2005年4月6日にリリースされたB’z 14thアルバム『THE CIRCLE』に収録されている「パルス」がテーマソングに起用された。稲葉曰く、「パルス」というテーマが最初にあり、そのテーマが新潟中越地震で崩落した岩石の中から救出され一命をとりとめた男の子の話と結びついたという。
また同年行われたライブツアー『B’z LIVE-GYM 2005 “CIRCLE OF ROCK”』で同曲が演奏された際の映像が、42ndシングル「SPLASH!」の初回限定盤(ブルー)の特典DVDに収録されている。
フジテレビ系火曜9時ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』
2005年7月5日 – 9月13日まで毎週火曜日21:00 – 21:54にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。前年公開された『海猿 -ウミザル-』の続編となっている。原作は、佐藤秀峰(原案取材・小森陽一)による漫画『海猿』。本ドラマでは、海上保安大学を卒業し、巡視船「ながれ」に配属された仙崎大輔(伊藤英明)の活躍が描かれている。
フジテレビ系火曜9時ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』主題歌:B’z「OCEAN」
2005年8月10日にリリースされたB’z 39thシングル「OCEAN」が、フジテレビ系火曜9時ドラマ『海猿 UMIZARU EVOLUTION』主題歌として書き下ろされた。同曲は2005年の年間チャートで7位にランクイン。「今夜月の見える丘に」以来5年ぶりに年間トップ10入りを果たし、シングルとしては「熱き鼓動の果て」以来3年ぶりに、50万枚超えの売上をマークした。
またミュージックビデオは2005年6月15日に第四管区海上保安本部所属の巡視船「みずほ」で撮影されており、史上初めて巡視船でミュージックビデオの撮影が行われたということで話題となった。
2006年(平成18年)
日本テレビ系土曜ドラマ『喰いタン』
2006年1月14日から3月11日まで毎週土曜日21:00 – 21:54に、日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。寺沢大介の漫画『喰いタン』が原作だが、原作漫画と本作では登場人物等の基本設定が全く異なる。主演は東山紀之。主人公・天才的な味覚を有した食いしん坊探偵「喰いタン」こと高野聖也が、弱小探偵社「ホームズ・エージェンシー」に派遣され、食を通じて難事件を次々と解決していく。
日本テレビ系土曜ドラマ『喰いタン』主題歌:B’z「結晶」
2006年1月25日にリリースされたB’z 40thシングル「衝動」の2nd beat「結晶」が、日本テレビ系土曜ドラマ『喰いタン』主題歌に起用された。同曲はB’zの二人がどの時期に制作したか覚えていないほど前に(2001~2002年頃に)制作された、いわゆる”デッドストック”であった。冬にリリースしたいという意向はあったという。なお2nd beatでありながらも、同年2月5日には日本テレビ系列の音楽番組『歌笑HOTヒット10』で披露されている。しかしライブでは未演奏となっており、同番組でのパフォーマンスが2019年現在唯一の披露となっている。
2007年(平成19年)
日本テレビ系ドラマ『The O.C.』
アメリカ合衆国のFOXネットワークで放送されたテレビドラマが日本テレビ系列で深夜時間帯に放送されたもの。(関東地区のみ)
高級住宅地でもあるオレンジ・カウンティを舞台に、セレブ生活の裏側を描いた全米大ヒット・ドラマ。貧しい地区に育ち問題児だった16歳の主人公ライアン・アドウッド(ベンジャミン・マッケンジー)が、超セレブな街オレンジ・カウンティで生活することになるドラマティックな展開や西海岸の最先端ファッションなどが視聴者の注目を集め、アメリカで社会現象を起こした。
日本テレビ系ドラマ『The O.C.』エンディングテーマ:B’z「オレとオマエの新しい季節」
2007年12月5日にリリースされたB’z 16thアルバム『ACTION』収録曲「オレとオマエの新しい季節」が、日本テレビ系ドラマ『The O.C.』エンディングテーマに起用されている。
アコースティックを基調としたラテン系の香り漂う楽曲で、松本がキャリアで初めてという作曲のスランプを経験した同アルバム『ACTION』の中では、比較的初期に完成していたものである。
2008年(平成20年)
テレビ朝日系木曜ドラマ『小児救命』
2008年10月16日から12月18日まで毎週木曜日21:00 – 21:54に、テレビ朝日系の「木曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。社会問題となっている”小児科医不足”という問題を抱える小児科を題材にした医療ドラマ。主演は小西真奈美。第6話には子役で鈴木福が出演している。
テレビ朝日系木曜ドラマ『小児救命』主題歌:B’z「いつかまたここで」
2008年9月17日リリースのベストアルバム『B’z The Best“ULTRA Treasure”』3CD盤に収録されている「いつかまたここで」が、テレビ朝日系木曜ドラマ『小児救命』主題歌として書き下ろされた。
主題歌発表前にドラマ予告でイントロ部分が流されており、当初主題歌がB’zではないかという声が上がっていたところだった。B’zはドラマの番宣に映像で出演しており、その際稲葉は「この曲は、人が人生の中で色んな人に関わりあって、そして出逢って、その出逢いの積み重ねの中で今があるということに感謝しつつ、またその人たちと出逢いたいという気持ち、そして再会を期するというのがテーマになっています。」とコメントしている。
同曲はデビュー20周年を記念したベスト選曲ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」で演奏された(客出し曲としても使用)ほか、デビュー30周年を記念したツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」でも客出し曲として使用されている。
2009年(平成21年)
フジテレビ系月曜9時ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』
2009年7月13日から9月21日まで、フジテレビ系毎週月曜日21:00 – 21:54の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は山下智久。
プロバスケットボールチームに所属するもチャンスに弱く結果を出せずにいた上矢直輝(山下智久)とアルバイトをしながらプロのバイオリニストを目指していた七海菜月(北川景子)が偶然出会い、上矢の恋人の七海菜月(相武紗季)やチームのヘッドコーチ・川崎智哉(伊藤英明)らが絡み合うことで、恋愛や友情のストーリーが展開していく。
フジテレビ系月曜9時ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』主題歌:B’z「イチブトゼンブ」
フジテレビ系月曜9時ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』主題歌として、B’zが「イチブトゼンブ」を書き下ろした。2009年8月5日にリリースされたB’z 46thシングル「イチブトゼンブ/DIVE」は、2009年CDシングル売上ランキング6位にランクイン。また2009年レコチョク年間着うたランキングでは3位、着うたフルでは4位にランクインし、双方を合わせたダウンロード数は222万を記録したことで、B’zの代表的なヒットシングルとなった。B’zは主題歌の発表に際し「普段B’zを聴かない方にも、このドラマといっしょにこの曲を楽しんでいただければ嬉しいです」「私たちが大切な人を思うとき、時間が経つにつれ、ついついあれもこれもと全部を相手に求めてしまいがちですが、最初に愛しいと感じた確固たるポイントさえ忘れなければ、幸せな気持ちでいられるんじゃないでしょうか」とコメントしている。 なおレコーディングにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスが参加したことが話題を呼んだ。
2010年(平成22年)
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『サラリーマン金太郎2』
『サラリーマン金太郎』は、本宮ひろ志のビジネス漫画『サラリーマン金太郎』を原作とし、テレビ朝日によって製作された実写映像化作品シリーズであり、『サラリーマン金太郎2』(第2期)は、2010年1月8日から3月12日まで毎週金曜日23:15 – 翌0:15に、「金曜ナイトドラマ」枠で放送された。主演は永井大。かつて暴走族の頭だった主人公・矢島金太郎がサラリーマンになり、ヤマト建設の社員として、時事ネタ絡みの騒動に挑む姿が描かれる。
テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『サラリーマン金太郎2』主題歌:B’z「long time no see」
2009年11月17日、翌18日リリースのB’z 17thアルバム『MAGIC』収録の「long time no see」が、テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『サラリーマン金太郎2』の主題歌決定したことが発表された。
松本曰く、”B’z版グループ・サウンズ”のような楽曲である。同曲のレコーディングには「イチブトゼンブ」や「DIVE」と同じく、ドラムにレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスが、ベースにマーズ・ヴォルタのホアン・アルデレッテ(ジョン・アルデレッティ)が参加している。
2013年(平成25年)
日本テレビ系水曜ドラマ『雲の階段』
2013年4月17日から6月19日に、日本テレビ系列『水曜ドラマ』の枠で放送されたテレビドラマ。渡辺淳一の小説「雲の階段」を原作に、ひとりの無資格医が辿る運命と、彼を愛する2人の女性の生き様を描くメディカル・ラブサスペンスが連続ドラマ化されたものである。主演は長谷川博己(相川三郎役)。メイン・キャストは稲森いずみ(鈴木明子役)、木村文乃(田坂亜希子役)が務めている。
日本テレビ系水曜ドラマ『雲の階段』主題歌:B’z「核心」
2013年4月5日に、6月12日リリースのB’z ベストアルバム『B’z The Best XXV 1988-1998』に収録されている新曲「核心」が、日本テレビ系水曜ドラマ『雲の階段』の主題歌に決定したことが発表された。B’zは同曲をドラマに書き下ろしており、主題歌の発表に際し松本は「台本を先に頂いて、それを読んでから曲創りに入るという久々の制作過程でしたが、とても楽しくメロディ創りからアレンジメントまで行うことが出来ました。オンエアがとても待ち遠しいです。ドラマと一緒に気に入って頂けたら嬉しく思います。」、稲葉は「原作の渡辺淳一さんの小説を読み、ドラマのテーマや台本を参考にさせて頂きながら、曲も詞も書き下ろしました。僕たちもとても気に入っている新曲です。ドラマとともにぜひお楽しみください。」とコメントを発表した。
テレビ朝日系木曜ドラマ『DOCTORS 2〜最強の名医〜』
2013年7月11日から9月5日まで、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠(木曜 21:00 – 21:54)で放送されたテレビドラマ。2018年までに通算シリーズ3本、スペシャル3本が放送されている。
主演は沢村一樹(相良浩介役)。スーパー外科医の相良が個性的な医師たちとの対立を繰り返しながら、赴任先の病院の再生に尽力していく本格医療ストーリーが展開されている。
テレビ朝日系木曜ドラマ『DOCTORS 2〜最強の名医〜』主題歌:B’z「ユートピア」
2013年6月10日に、12日リリースのB’z ベストアルバム『B’z The Best XXV 1999-2012』に収録される「ユートピア」が『DOCTORS 2〜最強の名医〜』主題歌に決定したことが発表された。
B’zは同曲をドラマに書き下ろしており、主題歌の発表に際して「前回の『DOCTORS』をとてもおもしろいドラマだなと思いながら拝見しておりました。そして、今回、2年ぶりに復活されるパート2の主題歌を担当させていただけることになり大変嬉しく思っております。ドラマの内容を伺いながら制作を進めた「ユートピア」は、ベストアルバムに収録される新曲の中でもポップで明るい曲に仕上がり、ドラマ『DOCTORS 2』とともにお届けできる時が来ました。僕たちも放送を楽しみにしております。」というコメントを発表している。
2014年(平成26年)
NHKドラマ『ダークスーツ』
2014年11月22日から12月27日まで毎週土曜日21:00 – 22:00に、NHK大阪制作・NHK総合テレビジョン「土曜ドラマ」枠で放送されていたテレビドラマ(全6回)。
斎藤工が主演を務める社会サスペンスドラマで、総合電機メーカーに勤務する1人のサラリーマン・一ノ瀬諒(斎藤工)が、社内でひそかに作られている裏金の真相を暴いていき、経営再生に挑む姿を描いた作品となっている。
NHKドラマ『ダークスーツ』主題歌:B’z「Exit To The Sun」
2014年11月13日、新しいアーティスト写真とともに、B’z「Exit To The Sun」がNHKドラマ『ダークスーツ』主題歌として書き下ろされたことが発表された。
楽曲はドラマ側のリクエストによりバラード調となっており、序盤はアコースティックギターとヴォーカル主体で楽曲が展開するが、途中からエレキギターが入り、ラストには転調してからエンディングを迎える構成となっている。
B’zとしてはデビュー25周年イヤー後のソロ活動を経て発表した久々の新曲となっており、”B’z再始動”という触れ込みで報じるメディアも多かった。同曲は当初リリース未定と案内されていたが、後に2015年3月4日リリースのB’z 19thアルバム「EPIC DAY」に収録されている。
2015年(平成27年)
日本テレビ系土曜ドラマ『学校のカイダン』
2015年1月10日から3月14日まで毎週土曜日21:00 – 21:54に日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演は広瀬すずで、連ドラ初主演となった。
広瀬が演じる生徒会長の役目を押しつけられた地味な女子高生・春菜ツバメが、天才的スピーチライターとの出会いをきっかけに「言葉の力」で学校に革命を起こそうと奮闘する学園ドラマが展開される。
主題歌:B’z「有頂天」
2014年12月3日に、B’z約3年ぶりとなる51st シングル「有頂天」のリリースが発表され、同時にドラマ『学校のカイダン』主題歌に決定したことが発表された。この曲はドラマへの書き下ろしではなく、レコーディングされた曲の中からドラマに合いそうなものとして選ばれている。
B’zは同曲の主題歌決定に関して「自信と不安。喜びと切なさ。その相反する両方の心境を抱えながら、自分を奮い立たせ、前へ進もうとする様を描いた歌です。
言葉の力でまわりの世界を変えていくという、これまでにない斬新な切り口の学園ドラマの主題歌として、この「有頂天」を聞いて頂けることを楽しみにしています。」とコメントしている。
2017年(平成29年)
TBS系日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』
TBS系「日曜劇場」枠で2017年1月15日から3月19日まで毎週日曜21時~21時54分に放送されたテレビドラマ。主演はSMAP解散後初のドラマ主演を務めた木村拓哉で、ほかには竹内結子、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博、浅野忠信らが出演している。
木村が扮する主人公の外科医・沖田一光と、彼を取り巻く病院での人間模様を描いたヒューマンドラマが展開されている。
TBS系日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』主題歌:B’z「Still Alive」
TBS系日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』は、ドラマ放送時まで主題歌が明かされておらず、第1話エンディングでB’zの楽曲が突如流れたことが大きな話題を呼んだ。B’z「Still Alive」は同ドラマへの書き下ろし主題歌であり、後に2017年6月14日に、B’z 53rdシングル「声明/Still Alive」としてリリースされている。B’zがTBSドラマのために新曲を書き下ろしたのは、同じく木村主演のドラマ「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」の主題歌「今夜月の見える丘に」以来、約17年ぶりである。
B’zは主題歌の発表に際して「ドラマスタッフの皆さんともディスカッションの機会を頂き、試行錯誤の末、納得のいく作品が完成しました。真剣勝負で撮影されるこのドラマの彩りの一部になれればと思います」とコメントしている。
2018年(平成30年)
フジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』
2018年10月8日から12月17日までフジテレビ系「月9」枠で放送されたテレビドラマ。
アメリカで放映されている連続テレビドラマ『SUITS/スーツ』が原作で、法律事務所が舞台。
主演・織田裕二(甲斐正午役)と中島裕翔(鈴木大貴役)がタッグを組み、さまざまな訴訟を解決していく。
フジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』主題歌:B’z「WOLF」
2018年10月8日(月)、同日スタートのフジテレビ系月曜9時ドラマ『SUITS/スーツ』主題歌に、B’zの新曲「WOLF」が決定したことが発表された。当初リリース未定と案内されていたが、後に2019年5月29日リリースのB’z 21stアルバム『NEW LOVE』に収録されている。
B’zが月9ドラマのために楽曲を書き下ろすのは、2009年放送の『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』主題歌「イチブトゼンブ」以来、約9年ぶりとなっている。
同タイアップのためにB’zは、デビュー30周年記念のベスト選曲ツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』期間中に制作を行っており、2018年7月の仙台公演の際に同楽曲が誕生したことが明かされている。
B’zは主題歌の発表に際して「自分の信じる正義のために、時に葛藤をかかえながらも、真実を吠える甲斐の姿をイメージした言葉を、B’zならではの思わず体が動くようなROCKに乗せてこの“WOLF”が完成しました。ドラマの中で流れるのがとても楽しみです」とコメントしている。
2019年(平成31年/令和元年)
テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』
2019年7月27日から9月14日までテレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」で放送されていたテレビドラマ。『ろくでなしBLUES』、『ROOKIES』などの青春漫画で有名な森田まさのり氏が手掛けた漫画を初めて実写化したもので、主人公が”学園の爆笑王”としてお笑いに奮闘する姿が描かれている。主演は俳優の間宮祥太朗(上妻圭右役)が務めており、間宮らドラマ制作陣はドラマ主題歌決定についてコメントを出すとともに、全国ツアー「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」に祝花を贈っている。
テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』主題歌:B’z「きみとなら」(※2019年10月末現在リリース未定)
2019年7月9日、B’zの新曲「きみとなら」が、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』主題歌に起用されることが発表された。同曲は2019年11月現在B’zが発表している最新楽曲であるが、リリースは未定となっている。アルバム『NEW LOVE』制作時に同時にレコーディングされており、収録が検討されていたが、”少し毛色も違うかな”ということで見送られたことが明かされている。今年行われた全国ツアー「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」では、7月18日(木)の愛知・Zepp Nagoya公演から披露されることとなった。
B’zは主題歌をドラマに書き下ろしており、主題歌の発表に際して「漫才コンビの成長を描く青春群像劇に、さらに新風を吹き込む主題歌になれればと思います。 ドラマとともに僕たちの新曲を楽しんでいただけると嬉しいです。」とコメントを発表している。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
B’zの歴代のテレビドラマ主題歌・タイアップについてまとめさせていただきました。いかがでしたでしょうか?
このように振り返ってみると、B’zはその長いキャリアにふさわしく、数多くのテレビドラマの主題歌を担当してきたことがお分かりいただけるかと思います。
そして、初期の作品では、プロモーションとしてできるだけいいタイアップを実現しようと事務所が努力した末に成立したタイアップ、また近年の作品では、ドラマ側からオファーを受け、台本を読み込んでから、そのドラマのためだけに書き下ろして具現化したタイアップなど、様々な種類のものが存在していることもまた、お分かりいただけるかと思います。
その中でひとつ言えることは、B’zは、タイアップの依頼を受けた際には、その期待に全力で応えようと努力している、ということではないでしょうか。
2000年に主題歌を担当したTBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』では、脚本家の北川悦吏子さんから鬼気迫る内容の手紙が送られたことがありました。しかしB’zは北川さんの想いを真摯に受けとめ、「今夜月の見える丘に」を再度提出されています。(前述の通り北川さんとB’zのお二人はこの時の縁がきっかけで後に交流を持たれています。)
この楽曲が後にドラマ主題歌として脚光を浴びたことは言うまでもありませんが、
”テレビドラマの主題歌”の制作という難題に対して、B’zが真正面から立ち向かい、結果を出し続けてきたことは、れっきとした事実だと思われます。
また2019年、ドラマとジャンルは全く異なりますが、リポビタンD ラグビー日本代表応援ソングとしてB’z「兵、走る」が一躍注目を集めました。
B’zのタイアップに対する真摯な姿勢には、改めて世間が注目しているところであり、これからも一目置かれるものと思われます。
この機会に既存のタイアップ楽曲を振り返ってみると新たな発見があるかもしれませんね。
以上、B’zの歴代のテレビドラマ主題歌・タイアップについてまとめさせていただきました。ご覧いただきありがとうございました。
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