小杉竜一(こすぎ りゅういち)は、日本のお笑い芸人。「ブラックマヨネーズ」のツッコミ担当。1973年7月5日生まれ、京都府京都市右京区(現・西京区)出身。年齢51歳。ロックユニット「B’z」のファンとして知られている。
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B’zを好きになったきっかけ
1990年、高校2年生の時にラグビー部の遠征で愛知県に行っていた際、部員仲間に聴くテープがないかと尋ねたところアルバム『RISKY』(4th AL、1990年11月7日)を借り、「こんなにセクシーでかっこいいロックバンドがあるのか」と衝撃を受け、B’zと出会った。この時小杉はまだB’zのビジュアルを知らず、音楽性だけでファンになったという。
また当時はB’zについて、元来好きだった「TM NETWORK」のサポートを務めていたギタリスト・松本孝弘が自身のバンドを作り『夜のヒットスタジオ』に出演していた、程度の認識はあったという。
小杉が初めて買ったB’zのCDは、シングル「ZERO」(11th SG、1992年10月7日)。初めて買ったB’zのアルバムは、『RUN』(6th AL、1992年10月28日)。高校時代は、恋愛経験がないにも関わらずB’zの恋愛ソングを聴くという、特殊な状況を経験していたという。
ファンクラブへの入会と初めてのライブ参加
公式ファンクラブ「B’z PARTY」には、”お笑い芸人になった頃”(前のコンビ「関西キング」結成時)に入会した。(小杉は1994年にNSC入学。1997年にお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」結成。)
しかし、駆け出しの状況でお笑いの仕事の流動的なスケジューリングが優先されるという事情もあり、ライブ参加はなかなか叶っていなかった。
そんな中で1996年、『B’z LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”』ツアー大阪城ホール公演(5月28日か29日)の当日券発売にて、立見席のチケットを確保。ここでも直前でなんばグランド花月で行われていた「YORU2寄席」の仕事が入ってしまい参加が危ぶまれたが、仕事終わりに大阪城ホールに駆け付けて数曲分のパフォーマンスを観て、初めてライブへの参加を果たした。
その後もスケジュールの都合でなかなかライブへの参加が難しかったが、2005年開催の『B’z LIVE-GYM 2005 “CIRCLE OF ROCK”』大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)公演(9月16日、18日、19日のいずれか)ではオープニングからエンディングまでのパフォーマンスを観賞。
そしてそれ以降も、幾つかのライブに参加を果たしている。(特に2017年~2019年においては、仕事の合間を縫って各地の公演に参加していることが、本人のSNSで報告されている。)
また小杉はSNSで度々、自らB’zのライブチケット抽選に応募している様子を報告している。
2017年12月30日開催の『B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”』ナゴヤドームには、前公演の『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2017』でヴォーカル・稲葉浩志が喉の不調をきたしたことを心配しつつ参加。しかし、それを吹き飛ばすような稲葉の歌唱を目の当たりにして涙が止まらなくなったといい、これをネットラジオ番組『芸人リモートーク』に出演した際、歴代の「ライブで泣いたシーン」として挙げた。
アメトーーク!「B’z芸人」への出演
小杉は2018年3月22日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』「B’z芸人」に出演。他の芸人を代表する形で、時折ボケを挟みながら、B’zに関するプレゼンを行った。
B’zのツアー「HINOTORI」への出演 警備員に扮してサプライズ登場 貴重なスリーショット公開も
さらに、2018年7月から9月にかけて行われたB’zの全国ツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』では、小杉が一部公演(8月5日、9月2日、9月9日、9月16日公演)で計4回、シークレットゲストとして出演。楽曲「ZERO」の間奏部分で警備員に扮して会場アリーナの中腹に密かに登場し、突如ライトが当てられるとラップ歌詞をリップシンクして踊り出す、というサプライズ演出が行われた。なお稲葉は9月2日の福岡公演以降、小杉の登場に関して「男前が(スクリーンに)映りましたね」などと直接言及するようになった。
9月22日、ファイナル公演の終演後には、B’zの公式SNSで、松本孝弘・稲葉浩志・小杉竜一のスリーショットが公開された。
イベント「小杉-GYM」の開催
小杉は2009年頃から、自身がファンである「B’z」のライブをリスペクトを持ってただ真似してカラオケで歌うという主旨のイベント「小杉-GYM」を毎年開催しており、ライブでは随所に、本家・B’zのパロディ演出が行われている。
持ちギャグ「ヘイヘイオーライ!」について
またインディーズ時代(大阪時代)に「ヘイヘイオーライ!」(その後に「ベイビーオンギャー」、「酢豚○○人前ブーブー」などと続ける場合もあった)というギャグを持っていたが、これはB’zのヴォーカル・稲葉浩志がシャウト(オーディエンスとコール&レスポンス)をするときのフレーズをモチーフに作ったものであった。しかしこのギャグは流行らず、結果的に後に披露した「ヒーハー!」というギャグが、自身の代名詞となっている。
コレクション
小杉はB’zのシングル・アルバムなどの全てのCD作品を保有している。また『B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018』の「B’z人生ゲーム」などのグッズも大量に購入したという。
テレビ番組にリモート出演した際には、背景の棚にB’zのCDや、2018年にファンクラブ会員に向けて贈られた記念の盾が映ったことがある。
チケットについて
小杉はB’zのチケットを関係者を通じてではなく、一般人と同様に、自らの力で獲得している。
例えば『B’z presents UNITE #01』のチケット抽選では、4回挑戦して全て落選したという。
(B’z PARTYの抽選、B’z Club-Gymの抽選、プレイガイド一般発売2回にトライした可能性が想定される)
稲葉のものまねと”なぎら健壱”ネタ
小杉はかつて、「B’z」の存在が日常生活に染み込んでいたあまり、稲葉浩志のファッションを意識していた時があった。ある日、ブーツカットのパンツにウエスタンブーツ、インディアンジュエリーという出で立ちをしていた時に、相方・吉田敬がそれを見て「なぎら健壱の真似か?」と反応したという。このエピソードは各書籍やバラエティ番組などでも度々披露している。
その他のエピソード
- 2010年頃、B’zのギタリスト・松本孝弘と新幹線で偶然遭遇し、声を掛けたことがある。
- 2016年11月、新宿ルミネを観覧していたB’zのヴォーカリスト・稲葉浩志が小杉に差し入れを持ってきたことがあった。
- 小杉は度々、岡山県津山市にある稲葉の実家「イナバ化粧品店」を訪問している。
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