稲葉浩志が2023年2月1日・2日に神奈川・横浜アリーナで行ったソロライブ『Koshi Inaba LIVE 2023 ~en3.5~』で、オープニングとエンディングにてプロレス風とも取れる演出が行われた。
オープニングでは暗いライティングが施され、「Chopsticks」(1997)をBGMに、円形のステージに向けて伸びる花道からバンドメンバーが登場。稲葉の登場時には花道脇のライトが光り、観客のボルテージが高まった。
2日の最終公演のエンディングでは、メンバー全員で一礼した後に稲葉が、「このステージの最高なサウンドを作り出してくれたこの素晴らしいミュージシャンの皆さんに、拍手を!」とコメント。サポートメンバー一人ずつを紹介していったが、サム・ポマンティ(Key)、徳永暁人(Ba)に対して”ロープに振る”ような仕草を見せ、花道へと帰した。その後、鈴木英哉(JEN)(Dr)と熱いハグをすると、観客からはさらに盛大な拍手が。少し間があり、鈴木も”ロープに振ってほしそうな”様子を見せると、再び稲葉が帰した。
稲葉はステージ中央でファンに最後の挨拶。1日の公演ではサポートメンバーが先にはけていたが、2日の公演ではメンバーが花道の端にとどまっており、稲葉を迎え入れると全員で円陣を組み、足をばたつかせた。メンバーの一体感がひときわ目立った瞬間だった。
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