B’zがコンセプト・ライブ『B’z presents LIVE FRIENDS』(有観客公演=11月16・17日、東京ガーデンシアター、配信ライブ=12月24日20時~1月3日開催)で、ミニ・アルバム『FRIENDS』収録「僕の罪」と「恋じゃなくなる日」を原曲からキー変更して演奏した。
同ライブでは「僕の罪」が原曲より全音(マイナス2)、「恋じゃなくなる日」(と同曲のインストゥルメンタル版「Love is …」)が原曲より半音(マイナス1)下げて演奏された。B’zはほとんどすべての楽曲を原曲と同一のキー(=「原曲キー」)で演奏しており、このような措置は異例。新たにキー変更を行ったのは、2013年開催の『B’z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』で「F・E・A・R」、「Survive」を演奏して以来、約8年ぶりのことだった。(自身以外の楽曲だと、同年開催『B’z Special LIVE at EX THEATER ROPPONGI』での「Crazy Night」/LOUDNESS以来となる。)
理由は「曲の雰囲気を出すのに声の張り方がキーによって変わってくる」ため 稲葉本人が語る
今回キー変更が行われた理由は、ヴォーカル・稲葉浩志の歌唱の兼ね合いによるもの。稲葉は3日に公式YouTubeチャンネルで行われたYouTube Live『B’z “FRIENDS Ⅲ” YouTube Live』にて、次のように語っていた。
(「パワーソングが少ないと、最初から喉の調子などをフルスロットルにすることはできるのか?」と質問されて)
「個人的には正直なところ、この『FRIENDS』の楽曲は僕にはとっても難易度が高くて、ライブで集中的にやることに不安は非常にあったんですけども、練習していく中でいろんなことが解消されたりとか。あと頼んでキーも2曲ぐらい変えてもらったりとかして。やっぱり曲の雰囲気を出すのに声の張り方が キーによって変わってくるじゃないですか。ちょうどいいキーっていうのも、とにかく徹底的に自分で練習して当たって、どうしても必要なものっていうのが結果的には2曲だったのでそれのキーチェンジだけお願いして、今回やりました。」
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