お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一が13日放送のテレビ朝日系バラエティ番組『テレビ千鳥』に出演し、出演場面の冒頭で、偽の番組「令和に残したい昭和の名曲100」の収録で呼ばれた、と主張。さらに、千鳥・大悟から「令和に残したい昭和の名曲」を尋ねられると、「B’zは昭和にデビューしてないんですよ。なので今回は、TM( NEWWORK)の『Get Wild』」と語った。
実はB’zはギリギリ昭和にデビューしていた 直後に元号が「平成」に
ところがこの発言に対し、一部の視聴者ファンはTwitter上で「B’zは昭和(1988年)にデビューしてるよ小杉さん」などと指摘。
実際には、B’zは1988年(昭和63年)9月21日にデビューしており、その後昭和天皇が1989年1月7日に崩御したことで、1989年1月8日から元号が「平成」に変わったのであった。
但し、B’zが「昭和」に活動していた期間は僅か シングル1枚アルバム1枚のみ発表
しかし、小杉の発言の”文脈”は汲み取れなくもない。昭和の間にB’zがリリースした作品は、1st シングル「だからその手を離して」と1st アルバム『B’z』の計2作品のみ。どちらも、あまり芳しいセールスを記録しなかった。また、「昭和」の間でB’zが活動していた期間は、たったの109日間であった。
一方「平成」の間にB’zはCDセールスを伸ばし、2019年、元号が「令和」に変わる直前には、オリコンの集計で「平成No.1売上アーティスト」に認定。
世間では、今のところは「B’z」と「平成」のイメージが最も結び付きやすいのかもしれない。
なお小杉は、番組放送後の17日、Twitterを更新して発言の誤りを謝罪している。
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