小野塚晃(おのづか あきら、Akira Onozuka)とは、日本のジャズピアニスト。キーボディスト。1967年7月29日生まれ、年齢57歳。埼玉県出身。血液型AB型。元「DIMENSION」のメンバー。
来歴
6歳からエレクトーンを始め、中学生の頃には独学でピアノを弾き始める。18歳でプロとしてスタジオワークをスタート。高校3年生の時に入っていたバンドが高村亜留(長戸大幸がプロデュースしていた)のバックを務めたことがきっかけで、ビーイングでプロのミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせる。
その後、TUBE、岡安由美子、古川真一、亜蘭知子、春畑道哉、栗林誠一郎、関ゆみ子らのレコーディングに参加。TUBEでは、19歳の時から8年間ライブツアーにキーボーディストとして参加した。
1992年4月、増崎孝司(Guitar)、勝田一樹(Saxophone)とともに、フュージョンユニット「DIMENSION」を結成。30枚のオリジナルアルバムリリース、国内外のライブ活動などハイペースな活動を行ってきたが、2020年2月に脱退。現在は自身のソロにフォーカスして活動を行っている。
1990年代以降はZARD、大黒摩季、T-BOLAN、WANDS、B’zらのレコーディングに多数参加。
また1996年からは渡辺貞夫グループのキーボード&ピアノも担当し、多数の海外公演にも同行している。
B’zとの関係
松本孝弘とは、B’zのデビュー前から旧知の仲であった。具体的には、2014年のソロツアー『Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon-』でオンステージを共にしたのは、浜田麻里のツアーに代役で参加して以来だった。
小野塚は松本について、2016年のソロツアーに参加した際にファンクラブ会報誌で「未だにスタジオミュージシャンの同志という気持ちもあります。」(出典:B’z PARTY発行、会報109号より引用)と述べたこともある。
B’zの作品に多数参加しており、参加作品数は全キーボディストの中で最多である。また『FRIENDS』、『FRIENDS Ⅱ』の全キーボード曲に参加しており、『FRIENDS Ⅲ』にも「こんな時だけあなたが恋しい」などで参加している。
B’zのサポートキーボディストは長年増田隆宣が務めており、両者のプレイスタイルの違いから、ライブを増田が、CD音源を小野塚が担ってきたことが多かった。
2021年11月16日・17日に東京ガーデンシアターで開催されるコンセプト・ライブ『B’z presents LIVE FRIENDS』に、B’zのライブとしては初めて、サポートキーボードとして参加する。
またこの他にソロツアーとしても、稲葉浩志『Koshi Inaba LIVE 2010 〜enII〜』、松本孝弘『Tak Matsumoto LIVE 2014 -New Horizon-』『Tak Matsumoto Tour 2016 -The Voyage-』『Tak Matsumoto “Special Live”』『Tak Matsumoto & Daniel Ho LIVE! 2017 -Electric Island, Acoustic Sea-』への参加実績がある。
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