ZODIACWORKS創業者・松﨑淳氏が急逝 B’z松本ら使用ギター「ZO-3」製作

国内の大手ギターメーカー「ZODIACWORKS」（ソディアックワークス＝東京都目黒区大橋2丁目）の代表・松﨑淳（まつざき・あつし）氏が6日、出張先の福岡で急逝したことが7日、発表された。

松崎氏は1980年代に「ビーイング」で音楽制作の現場を学んだ後、国内大手ギターメーカー「フェルナンデス」に入社。”G柄”が代名詞となっている布袋寅泰モデルや、X JAPAN・hideモデル、世界一売れたギター（ワンモデル）としてギネスブックにも載っているアンプ＆スピーカー内蔵エレキギター「ZO-3」を開発した。ちなみにビーイングが自前で所有するスタジオには原則として「ZO-3」ギターが備え付けられており（すぐに音を確認することができるため）、B’zのギタリスト・松本孝弘もまた、これを所有・愛用してきた。そして各状況から、松崎氏（または後述の「ZODIACWORKS」）と松本には生前、何かしらの交流があったものとみられる。

その後松崎氏は1992年に「ZODIACWORKS」を設立。今では布袋、HISASHI（GLAY）、HYDEらが、代表的な”ZODIACユーザー”として知られている。なお松崎氏の訃報が発表された7日夜には、布袋がTBS系『CDTV ライブ! ライブ!』に出演し、自モデルのギターで、全6曲をメドレー形式にて熱演した。