矢沢永吉が2022年8月28日に東京・国立競技場で開催した『EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARY TOUR「MY WAY」』東京・国立競技場2日目公演にB’zが完全シークレットゲストとして出演したニュースで、矢沢のB’zへのオファー時期に関して幾つかの説が浮上している。
ライブを観覧した人の話を総合すると、矢沢はB’zをステージに呼び込む際に”昨日はMISIAがゲストで来てくれました。でも『2日目は誰もいない?同じ金払ったのに』というファンからの声があった”、という趣旨の発言をし、その後各番組の映像でも紹介された「『もう矢沢さん、俺たち行きまっせ!』っていうすげぇゲストがきょう駆け付けてくれてます!紹介します。B’z!松本!稲葉!」というセリフを放ったという。
終演後には、この前後のMCの内容がSNS上で拡散され、前日の公演時に矢沢とB’zのコラボが急遽決定したという説が流れていた。
しかし一方で、29日付のスポーツニッポン一面(最終面)には、「松本との知られざる縁」という題で次のように記されている。
今回の2曲はいずれも矢沢からの提案。(中略)稲葉が新型コロナウイルスに感染した影響でリハーサルができるかも分からない中「矢沢さんとの約束は守る」とB’zの二人が一貫していたのは、そういった(※前部分には両者に共通する音楽的姿勢が綴られた)音楽人としてのシンパシーが敬愛とともにあったのだろう。
出典:2022年8月29日付スポーツニッポン p.22より引用
この文を整理すると、今回の共演をB’zは矢沢との”約束”と捉えていたこと(=取り決めから実施まで多少の期間があったこと)、また本番当日までの間リハーサルができるかどうか不透明な状況があったことが、示されている。
よって同報道からは、公演当日より一定期間前の時点で矢沢からB’zにオファーがあったことが、推測される。
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