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亀田誠治、ミュージシャンの音楽ストリーミング解禁に理解 「B’z」を例に持論語る

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音楽プロデューサーの亀田誠治が、18日に音楽メディア「Musicman」で公開されたリレーインタビュー記事「Musicman’s RELAY」にて、ロックユニット「B’z」を例に挙げながらミュージシャンの音楽ストリーミングサービス配信解禁について持論を展開した。

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亀田は、インタビュアーから”他の取材で「ストリーミングを否定するなんてあり得ない」とおっしゃっていますね”と尋ねられると、「はい。音質の面や収益の面など様々な角度から否定的な見方をする人たちがいることも理解できますが、例えば最近ではB’zのようなトップアーティストがストリーミングを解禁したり、アーティストサイドも常に前進していますし、あとは有料会員を増やすことです。リスナーのみなさんに、能動的に音楽にお金を落としてもらう。月1,000円払えば好き放題に聴けるわけですから、触れ合った音楽をとことん愛してもらい、そこで出会ったアーティストのコンサートを観に行ってもらったりと、いろいろな形で応援してもらえるように常に考えていくことが重要だと思います。」とコメント。ミュージシャンが音楽ストリーミングサービスでの楽曲配信を解禁することについて、意見を述べた。

亀田が提唱する「新しい音楽の循環」とは サステイナブルな業界の将来を熱望か

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亀田はかねてから日本の音楽業界の構造を問題視しており、2019年から音楽フェスティバル「日比谷音楽祭」を主宰するなど、あらゆる具体的な提言・実践を行ってきた。そしてその中でもとりわけ、日本の音楽業界特有の業界の中だけでのお金の循環について、警鐘を鳴らし続けてきている。

亀田が提唱している理論は「日比谷音楽祭」の公式サイトで「新しい音楽の循環」と名付けられたものであり、それは「音楽業界以外からお金が回ってくる仕組み、文化を応援する仕組み」である。亀田は「互助」という言葉を用い、様々なスタッフや業界が助け合い、いろいろな形で交わっていくことを理想としている。亀田が音楽ストリーミングサービスを肯定するのも、また「日比谷音楽祭」を開催するのも、この大目的のためであると言えよう。
そしてこれを実現するためには、作品への回帰(アーティストへの敬意の復権)、ボーダーレスに音楽に触れあえる場所(音楽ストリーミングサービス、フェスなど)の醸成、外部からお金を提供されることへのスタッフ・アーティストらの誇りの堅持などが必要不可欠だと考えているようだ。

■上記内容や概略は、「Musicman」インタビュー記事(https://www.musicman.co.jp/interview/413184)より引用。

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「日比谷音楽祭」が提唱する「新しい音楽の循環」のイメージ図
画像出典:日比谷音楽祭の公式サイトより引用

亀田はあらゆる意味で、”音楽ストリーミングサービス”というイノベーションを通じ、音楽業界のサステイナブルな将来を熱望しているのであろう。欧米諸国に対し大きく後れを取っていた日本の「音楽ストリーミングサービス」だが、近年、ようやくシェアを伸ばしてきた印象もある。そして2021年5月、CDセールス市場で覇権を握ってきた「B’z」が、これに参入した。

亀田はこのことをとても意義深く感じ、また大いに歓迎していることだろう。

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