キーボディストの川村ケンが、自身のブログで23日、サポートメンバーとして参加予定だったB’z松本孝弘のソロツアー『Tak Matsumoto Tour 2020 -Here Comes the Bluesman-』が中止となったことについて言及した。
川村は『致し方なし、です。』というタイトルのブログ記事を更新し、
まず冒頭で「残念ながら、松本さんのツアーが中止になってしまいました。」「楽しみにして下さっていた皆様におかれましては、大変残念なお知らせとなってしまいますが、何卒ご了承くださいませ。」とコメント。さらに
こんなにも光栄なお仕事。
もう、オファーを頂けただけでも僕の人生にとって素晴らしい”ご褒美”でしたが、そんな松本さんのご期待に対し、ステージでご恩返しをさせて頂くことが出来なくなってしまったこと、僕もとても残念です。
川村ケン公式ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/145a72724e68966b7814119bfd6ff361)より引用
と綴り、同ツアーが中止となったことについての自らの率直な気持ちを吐露した。
しかしコロナ禍で…ツアー中止に理解「やむを得ない判断なのだろうな、と思います」
一方で川村は、コロナ禍の現況にて同ツアーが中止になったことについて同記事で、
しかし、今生きている人類、誰にとっても未経験の、この世界中を巻き込んだ未曾有の事態ともいえる状況下で、
果たして当たり前のように心から楽しみ、何の迷いなく、100%”ツアー”という仕事に打ち込めるのかというと、実際、大変難しいと言わざるをえないのかもしれません。
日々かわる、色々なものを取り巻く状況。
もしかしたら、この先、また何かの理由で大きく感染者が増えて、政府からこういった公演の中止要請が出てしまうかもしれません。
あるいは、適切な対策をとっていたとしても、どういった理由や経路で、メンバーさん、スタッフさん、あるいはお客さんの中から、感染してしまう方が出てしまうかもしれません。
公演の実施や移動、その他、全てにおいて、何も影響がないだろうとは、今は、言えませんよね。
もうこれは、断腸の思いであることは十分お察ししつつ、しかし、やむを得ない判断なのだろうな、と思います。
川村ケン公式ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/145a72724e68966b7814119bfd6ff361)より引用
ともコメント。開催の判断について理解を示していることも、明かした。
延期の際にB’z制作担当者と「来年の春、満員のお客さんの前で一曲目の音が無事に鳴り響いた時には」…”嬉し涙お預けに”秘話明かす
そして川村は、前年11月頃からの感染者増加にツアー中止を覚悟をしていたことを記し、
ですので、今回の決定の報を受けましても(勿論、少し前に制作サイドからご丁寧なご説明のご連絡を受けています)、驚くことはありませんでした。
「やはり、そうですよね」といったところが、偽らざる僕の気持ちであり、反応でした。
……悔しいですけどね。
川村ケン公式ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/145a72724e68966b7814119bfd6ff361)より引用
とコメント。さらに、
昨年、延期になった際には、制作サイドの担当の方と「来年の春、満員のお客さんの前で一曲目の音が無事に鳴り響いた時には、絶対に、泣いちゃいますよね」と話しておりました。
川村ケン公式ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/145a72724e68966b7814119bfd6ff361)より引用
と綴り、昨年5月に全公演延期が発表された際、B’zの制作担当者と振替公演についての意気込みを語り合っていた、というエピソードを明かした。
また、ブログの文末で川村は
残念ながら、そんな嬉し涙もお預けになってしまいましたが、
今はただ、また必ずあるでありましょう次のあらゆる機会へ向けて、アセらず、サボらず、着実に、一歩一歩、しっかりと前へ進んでいくことだけです。
また必ずお会いできますように。
僕も、変わらず元気で歩み続けますので、皆さまも、どうかお変わりなくお元気でお過ごしくださいね
川村ケン公式ブログ(https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/145a72724e68966b7814119bfd6ff361)より引用
とコメント。自身が抱く未来に向けての想いや、ファンに対するメッセージを綴っている。
川村は、松本がプロデューサーを務めたTAKURO(GLAY)の1st インストゥルメンタルアルバム『Journey without a map』(2016年12月14日発売)のレコーディングに参加し、松本が川村の音源を評価したことがきっかけで、ソロツアー『Tak Matsumoto Tour 2020 -Here Comes the Bluesman-』でサポートキーボードに起用されていた。
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