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B’z稲葉浩志が新型コロナから“完全復活” 東京・有明アリーナ公演で「こっちも元気です」

B'z『STARS』東京公演が終了した有明アリーナの外観の様子 B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-
画像出典:筆者撮影

B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』東京・有明アリーナ1日目公演(2023年7月29日=東京都江東区有明一丁目)で、新型コロナウイルス感染が確認されていたヴォーカル・稲葉浩志が、“完全復活”を果たした。

同公演では、通常のメニュー(セットリスト)を消化した。稲葉は曲の合間に入念に水分補給等をしていたが、コンディションの影響による中断なども、一切なかった。

稲葉は序盤のMCの場面でまず腰を折り一礼し、挨拶。「こんばんは、TOKYO。皆さんお元気でしたか?私が言うのもなんなんですけど、元気でしたか?ごめんなさい、こっちも元気です。会えてよかった。」と述べ、観客は歓声で応えた。またエンディングのMCでは素晴らしい会場(※有明アリーナでB’zがライブを行ったのは初だった)で素晴らしい声援を貰ったとして、「元気になった」としみじみと語った。

長年稲葉の発声を分析しており現地で観覧した筆者の聴感上、従前の公演と比較して稲葉の発声からは、新型コロナの症状として代表的に挙げられる声の掠れや息苦しさなどは一切みられなかった。また、稲葉は3本ほど花道の高速ダッシュを決めたほか、これまでの公演よりも多くシャウトしたり、より長い尺でロングシャウトしたりして、終始元気な姿を見せた。名実ともの“復活”と言える。

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