B’zのギタリスト・松本孝弘が、バンドでの活動とソロ活動の違いを語った。そのNHK『SONGS 松本孝弘』の未公開シーンが放送翌日の2024年7月26日、YouTubeにて公開された。
MC・大泉洋のこの質問に対し、松本はまず、「ソロ活動ってまあその字のごとく一人でやんなきゃいけないですからね。だからバンドの時はお互いにアイデア出し合って補い合えるところがあるじゃないですか。そういうのがないというか、一人でやんなきゃいけないんで、大変だったり面白かったりしますけどね。」と返答。
続けて、B’zとソロの活動期間の比率については、「これ全然ちゃんと決まってなくて。やっぱり基本的にはB’zの活動は中心で」とした上で、「去年は35周年だったんで、1年間いろんなイベントだとかツアーをやってたんで。来年はお互いにソロやろうよっていうのは去年から決まってましたね。」と述べた。
さらに、大泉に「ソロもバンドもどちらもやってないとちょっとバランス取れない感じですか。」と問われると、「そうですね。気分的にも音楽的にもそういう時間があった方がいいんじゃないですかね。」と回答。加えて「やっぱりB’zじゃできないことをソロでやって?」と尋ねられると、「できないことというか、一人になった時にできてくるものが違うんでやっぱり。だからよくソロアルバムって言うとバンドでできないことの捌け口みたいに言われる時あるけど、全然そういうのではなくて。それはそれでまた個人の音楽作りの場としてはいいですよね。でそれがまたB’zにフィードバックできたりしますし。」と返した。
このほか、「(シングル)50曲連続1位怖くないですか?」という質問には「いや正直カウントしてなかったんで知らなかったんですけど。気にもしないっていうかね、記録なんか誰かが絶対抜くじゃないですか。だからあんまりそこにはこだわっていないというか。」と回答。「出す時にも結果出る時にも祈るような気持ちでとか、そういう感じじゃない?」と訊かれると、「スタッフはそうかもしれない。順位は全然考えてない。」と重ねて述べた。
ちなみにB’zの相方であるヴォーカリスト・稲葉浩志は、6月1日放送の日本テレビ系『with MUSIC』にてソロ活動をなぜしているのか問われると、「B’zでは松本音楽、稲葉歌詞っていう体制でやってまして。ソロだと、シンプルですけど詞も自分で書いて全部やるっていうのが大きな違い」と説明。「フィルターを通さず表現するという場なので、続けたいなというので…続けていいでしょうか?」と述べていた。
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