B’zのサポートキーボードを務める川村ケンが2023年1月12日、自身のブログを更新。同日、前の日に亡くなったことが発表されたギタリスト、ジェフ・ベック(Jeff Beck)さんを偲び、その中で、「マミレナ」のライブ(『B’z LIVE-GYM 2022 -Highway X-』)でのキーボードソロを考案した際のエピソードを明かした。
川村は、かつて若い頃に、分数コードの中で上のコードのナインスがルートになっているものを”ジェフベック・コード”と教わったとした上で、安全地帯・玉置浩二がこれを自然に曲に採り入れていたエピソードを披露。さらにこれに続けて、B’z『Highway X』(2022)収録の「マミレナ」におけるキーボードソロアレンジを思い付いた際のエピソードを明かした。
川村は、「CD音源には無いのですが、間奏部分の松本さんのギターのメロディを、ふと思いついて、ある日リハで、ミニモーグでユニゾンした」(引用:https://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/604fffaf56f7e2f7f044ebebc605017e)と告白。さらに、ヴォーカル・稲葉浩志が「あ、そこ、(ジェフ・ベックの)ヤン・ハマーみたいになってかっこいいですね。」「ありでしょう(笑)!」と述べたことで同ライブアレンジが実現した、と明かした。
ヤン・ハマー(Jan Hammer)は、チェコスロバキア(現:チェコ)出身のキーボーディスト。アルバム『Wired』(1976)などに参加し、ヤン・ハマー・グループとしてジェフとのジョイント・ツアーも行った。
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