ロックバンド「10-FEET」が、18日に行った『10-FEET “アオ” TOUR 2021-2022』栃木県総合文化センター メインホール公演のアンコールで、B’z「愛しい人よGood Night…」を演奏した。参加した複数のファンがSNSで明かした。
NAOKI(Ba./Vo.)は終演後の18日夜に、自身のInstagramを更新。来場したファンに謝意を述べると共に、「今日は大好きなこの曲を聴きながらゆっくり休むわ。また遊ぼうね👍」と綴り、B’z「愛しい人よGood Night…」のジャケットが写った画面を投稿した。ちなみに同曲の披露時には観客の認知度が十分ではないため絶妙な雰囲気になり、その後追加でB’z「ultra soul」をワンフレーズ披露する事態になったという。
「愛しい人よGood Night…」は1990年10月24日にリリースされた、B’z通算7枚目のシングル曲。テレビ朝日系ドラマ『代表取締役刑事』エンディングテーマに起用されたことにより前作「Easy Come, Easy Go!」から僅か3週間でリリースされたという経緯があったが、見事オリコンチャート1位の連続獲得記録を継続とした。一方B’zのライブではほとんど演奏されない楽曲であり、2012年開催のツアー(『B’z LIVE-GYM 2012 -Into Free- EXTRA』)で約19年2ヶ月ぶりに披露された際には後日のファンクラブ会報誌のインタビューにて、本人らが観客の認知度やリアクションを心配するという一幕もあった。しかしファンにとってみれば、いわゆる”隠れた名曲”の一つとも言える。
「10-FEET」はTAKUMA(Vo./Gt.)、NAOKI(Ba./Vo.)、KOUICHI(Dr./Cho.)からなるスリーピースバンド。2017年8月11日に開催されたロックフェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 in EZO』(SUNSTAGE)では、”10-FEETの次がB’z”という出演順で共演を果たし、ステージで「俺らもB’z楽しみやねん!」と語り、「Easy Come, Easy Go!」のイントロを披露したこともあった。
またWEB掲載のインタビュー(2017年11月2日付、TOKYO FM/FM大阪『LOVE CONNECTION』公式サイト)でNAOKIが語ったところによると、メンバー3人は全員B’zが好きだといい、自身は高校生の頃などの青春時代に初めてB’zの音楽を聴き、また当時、ファッションを真似(ネルシャツを肩の部分でノースリーブ型にするなど)していたという。
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