音楽プロデューサーのつんく♂が、18日に公開したnoteマガジン「つんく♂の超プロデューサー視点!」で、OKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモトと初対談。自身のバンド「シャ乱Q」(Zetima所属)と「OKAMOTO’S」(アリオラジャパン所属)が同じソニー系のレーベルに所属しているという両者は序盤、事務所と契約した当時のことについて語り合ったが、その中でつんく♂が、「B’z」の名前を挙げて「シャ乱Q」がデビューするレーベルを決めた理由を明かした。
つんく♂は対談の中で、シャ乱Qが当時「BMGビクター」の「RCAレーベル」からデビューしたことに触れ、『ありがたいことに数社からデビューの誘いがあったんやけど、その中にB’zが所属するレコード会社があったわけ。「あんだけ売れているB’zがいるから、ここにするしかない!」って即決したね。』と、その経緯についてコメント。シャ乱Qが、B’zが所属していたことを理由に、デビューするレコード会社として「BMGビクター」を選んだことを明かした。
またつんく♂はさらに続けて、『でも、すぐにB’zさんが独立レーベル作って出ていくことになって。「ええ〜! まじ!?」っていう(笑)。』と語り、その後の”意外な展開”についても言及。対談相手のハマ・オカモトは、このエピソードを聞いて自身もデビュー当時事務所を選ぶ基準がなく困惑したと述べ、共感を示した。
シャ乱Qは1992年7月にメジャーデビュー。B’zは1988年9月「BMGビクター」内の「air records」からデビューしたが、この時点では、1990年6月に「BMGビクター」内設立したプライベートレーベル「ZEZ」に所属していたと考えられる。
しかしその後B’zは、1992年8月31日にビーイングとBMGビクター(現:アリオラジャパン)の共同出資によって設立されたレコード会社「BMGルームス」に移籍。つんく♂が『B’zさんが独立レーベル作って出ていくことになって。』と語ったのは、このことを指しているものと考えられる。
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