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TK from 凛として時雨、B’z「BAD COMMUNICATION」カバーで”一人二役”熱演 稲葉とのエピソードも語る

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TKがB'z「BAD COMMUNICATION」を演奏している映像 TK from 凛として時雨
画像出典:TK from 凛として時雨のInstagram投稿より引用

TK from 凛として時雨が、18日放送の日本テレビ系音楽番組『MUSIC BLOOD』に初出演。最新シングルで初コラボを果たした稲葉浩志との貴重なエピソードを明かしたほか、B’z「BAD COMMUNICATION」をカバーし、自身の「unravel」(東京喰種トーキョーグールOPテーマ)をテレビ初披露した。

TK、B’zとの出会いについて語る「意識し始めたのは高校生の頃」

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自身を形作るもの=「BLOOD(血液)」にTKは、リスペクトしてやまないアーティスト「B’z」の名前を挙げた。まずMC・田中圭が、初めてB’zを聴いたのはいつかと尋ねると、TKは「この楽曲いいなぁとかっていう風にちゃんと意識し始めたのは高校生、って感じでしたね。とにかく当時はエレキギターっていうものに興味があったので、ギターがかっこいい音楽をずっと聴いていて、それがB’zさんだったって感じですね。」とコメント。

また、トップミュージシャンから見たギター・松本孝弘の凄さについて訊かれると、TKは「当時は”このメロディを弾くのは松本さんのギターだな”とかっていうのを感じられたのが初めてで。とにかく衝撃でしたね」と語った。

さらに、田中に特に衝撃を受けた曲があるかと尋ねられると、TKは「意識して聴いていたのが『Calling』という曲ですね。稲葉さんの声と松本さんのギターが交互に折り重なるように一つの会話として成立しているっていうところがもう、素晴らしくて」とコメント。

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B’z「Calling」のミュージックビデオが紹介され「”雨に打たれているのがかっこいい!”って思って観てました」と反応した田中に、続けて「高校生の時、『Calling』のギターにチャレンジしていた?」と訊かれると、TKは「チャレンジしました。全然弾けてないんですけれども、部屋で爆音で鳴らしながら、気付いたら親が”ご飯よ~”みたいな感じで入ってきたりするんですけど、僕は、TAK MATSUMOTOさんになり切って弾いていたっていうのを結構、高校生の頃ずっとやってました」とも語った。「TKさんのギターのルーツ・原点は松本さんのギターをずっと練習していたこと?」という田中の質問には、「そうですね。全然届かなかったことも含めて、色んなものが僕の中に入り込んだ感じはありますね。」。

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さらに、ヴォーカル・稲葉浩志の凄さについて訊かれたTKは、「歌をこんなに楽器として鳴り響かせられる人っているんだっていうところでの衝撃はやっぱりありましたね。稲葉さんの声と松本さんのギターがしっかり完璧なバランスで調和しているっていうのがまた、奇跡的な、あの二人がユニットを組んでいるというところでの面白さなのかなって当時思いましたね。」とコメント。続けて田中が「TKさんも高音で歌うが、稲葉さんのヴォーカルの凄さは?」と訊くと、TKは「高音になってもそこにしっかり低音が付いてきているっていうところがすごいなぁと思っていて。高くなっていけばなっていくほど下の音はなかなか付いてきづらいですし、上の音の方が目立ってくるんで。太いままそのまま、僕らの脳みそまで響かせてくるっていう感じがあるんで。」と語り、ここでTKが唸った歌としてB’z「ultra soul」のライブ映像(『B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』)が紹介された。

さらに、TKがソロデビュー10周年を迎えた2021年に稲葉とのコラボを熱望し、翌2022年3月16日発売のシングル「As long as I love / Scratch(with 稲葉浩志)」でそれが実現した経緯が明かされた。TKは面識が一切ない状況から実現に向けB’zへの長年の想いを込めたデモ音源を制作し、曲を聴いた稲葉から「1回お会いしましょう」と話があったという。

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「面識が一切ない状態から、デモをいきなり送ってみた?」と訊く田中に対しTKは、「稲葉さんにデモ音源を送る人なんかいないんじゃないかなと思ったんです。送ってきたこと自体に面白いと思ってもらえるかなっていうのもあって。ちょうどそのタイミングで(B’zの)サブスクが公開されたりしたんですね。そういう、新しいドアをもしかしたら開こうとしてるのかなっていうのがあって、ダメ元で送らせていただきました。」とコメント。そして、今度はスタジオで、稲葉に実際送った「Scratch(with 稲葉浩志)」の原曲となる歌詞なしのデモ音源が、一部公開された。

実際に「お会いしましょう」とアンサーが来てどんな心境だったかと田中に問われたTKは、「ドキドキ、ドキドキですよ。どうしようって。まぁ自分から送ってるんですけど。いざ会おうってなったらどうしていこうみたいな、ドキドキしすぎちゃって、和菓子買っていきました。」とコメント。

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その後、楽曲制作が半年以上にわたって行われたことが明かされた上で稲葉の公式コメントが紹介されたが、TKは同コメントについて、「嬉しかったです。喋ってる時も結構淡々と喋ってくださったりとか、犬の話だとさらに盛り上がったりとかするんですけど。このコメント見るまでこんな風に考えてくださっていたのかっていうのはちょっと知らなかったので、泣きました。あれだけの方なのに本当に謙虚で、自分の立ち位置がどうとかっていう感じではなくてフラットに音楽っていう目線で物事を進めて会話してくれるので、こういう大人になりたいなって思いました」と、赤裸々に告白した。

TKは、カバーする『BLOOD SONG』にB’z「BAD COMMUNICATION」を選んだ理由について、「今回カバーするということで、当時コピーしていた曲でも良かったんですけれども、またゼロからも面白いのかなと思って、一切弾いたことのない曲から選んだので。」とコメント。またパフォーマンスについては「1人B’zですよ、死ぬかと思いました。」と語った。これに田中は「この番組、もしかしたら稲葉さん観てくださるかもしれないし。」と述べ、MC・千葉雄大は「確かに」と頷いていた。

TK、原曲キー+4でヴォーカル&ギターの一人二役 「BAD COMMUNICATION」を熱演

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その後、”最初で最後のB’zカバー”というナレーション紹介と、「僕が今まで聴いてきた血になっている部分を、しっかり全力で出して歌いたいと思います。」というTKの言葉で、楽曲のパフォーマンスがスタート。

TKはギターを弾きながら歌唱し、「BAD COMMUNICATION」を文字通り、一人二役で熱演した。

新たなブレイクを設け、小節を一部変更するなどした楽曲構成、ストリングスを従えたバンド編成、原曲より4つキーを上げたハイトーンでのヴォーカルなどによって、「BAD COMMUNICATION」は原曲へのリスペクトを保ちつつも、TKらしいものに生まれ変わった。

TKがInstagramに投稿した「BAD COMMUNICATION」のパフォーマンス映像

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TKは翌19日、自身のInstagramを更新。「1人B’zにも挑戦してます🤯母が喜んでくれました」と綴り、番組出演を報告した。

なお同番組でのTKのパフォーマンス映像が現在、アプリ「smash.」で公開されている。
→公式サイトはこちら

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