「稲葉バンド」(いなばバンド)とは、ヴォーカリスト・稲葉浩志が「B’z」を結成する前に組んでいたバンドの名称。後にB’zのアレンジャー・サポートベーシストを務める明石昌夫も在籍していた。
略歴
稲葉浩志は、1984年頃からビーイングが運営するヴォーカルスクール「ビーイング音楽振興会」に在籍。そこでグランプリなどを獲得するなど頭角を現していたが、この才能あふれる稲葉を、長戸大幸率いるビーイングサイドはどうにかしてデビューさせたいと考えていた。
そこで、デビュー前の試金石として、稲葉をヴォーカルに据えたプロジェクトである通称”稲葉バンド”が結成。同バンドは2つほどのレーベルのオーディションを受けたというが、落選したという。
また、メンバーは流動的だった模様。後にB’zに携わる明石昌夫が、途中からベースとして参加している。(なお、音源などの創作物は発表していない。)
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