フリーアナウンサーの古舘伊知郎が、5日に公開された自身のYouTubeチャンネル「古舘Ch」の動画で、ロックユニット「B’z」との思い出について語った。
古舘伊知郎はB’zと、フジテレビ系「夜のヒットスタジオR&N」、「夜のヒットスタジオSUPER」、「夜のヒットスタジオスペシャル」、「MJ -MUSIC JOURNAL-」で、1989年から1992年にかけて合計9回共演(当サイト『超(ウルトラ)速報』調べ)。
動画の中で古舘は、B’zについて「なんて律儀で謙虚な二人組」「ワガママ振舞いゼロ」「『感じ良い』と『無愛想』が交互に来て、”はい、歌行ってきます”、超真面目な二人組」などと語り、自らが当時彼らに抱いた印象を、率直に明かした。
古舘伊知郎、加賀まりこのB’z稲葉への毒舌発言も述懐
また、動画の中で古舘は、「夜のヒットスタジオ」で共にMCを務めた加賀まりことB’zについての思い出にも言及。加賀は1990年3月7日放送の「夜のヒットスタジオSUPER」でB’zのヴォーカル・稲葉浩志に対し、「さっきのリハーサルの時とはえらい違った、いい男になってる」「あたしはね、B’zのこの子の、稲葉君?はすごいいい男だと思ってたの、思い込んでたの。それでさっきほら、スッピンの顔見たら”なんだ”と思っちゃったでしょ。でも今は綺麗。あぁ綺麗。」「ちょっとしただけでこれだけ変わるって素晴らしい」などと独特な言い回しの発言をし、古舘を、フォローに回らざるを得ない状況に追い込んでいた。なおこの時稲葉・松本らは、加賀のコメントに苦笑を浮かべるばかりだった。
古舘はこの出来事について、当時は”毒舌の加賀まりこの時代”であったとしつつも、「メチャメチャでしょ?」とコメント。
一方でB’zについては、「何一つ嫌な顔をしないで耐えてる二人がいた」「そんなに謙虚で初心忘るるべからずの状態だった」と称賛した。
稲葉は「無口」で松本は「B’zのみどりの窓口」 古舘節を炸裂させB’zを絶賛
さらに古舘は、当時の番組リハーサル時におけるB’zについても言及。稲葉については「終始無口でしたよ。感じが良いだけで、あとは、本当はどうか知らないけど無口を装ってました」、そしてギター・松本孝弘については「訊かれたら、窓口。B’zのコンシェルジュ担当。案内人。古い言い方すると、”B’zのみどりの窓口”」と、それぞれに語った。また松本との会話については、あまりにもスムーズすぎたことから内容は覚えていないとのこと。しかし「何でも素直に質疑応答に答えてくれてる松本さん」「謙虚で素直な、低姿勢で良い人だな」ということだけを憶えているといい、最終的に「なんていい人なんだろうと風の余韻だけが、皮膚感覚に、今記憶に留めてる」と語った。
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