B’z主催のライブイベント『B’z presents UNITE #01』の会場に、新型コロナウイルスの検査に使用する医療コンテナのトラックが出現した。
会場となった大阪城ホール・横浜アリーナの敷地には公演当日、キヤノンメディカルシステムズ(株)製の蛍光LAMP法※1による「新型コロナウイルスRNA検出試薬 LAMPdirect / Genelyzer KIT」※2を搭載した、(株)Sanseiの医療コンテナ「Medical Container – Cube®(MC-Cube)」が登場。
コンテナの側面には、「全出演者・スタッフは公演期間中 PCR検査実施しております」との案内が貼られており(※公式サイトにはかねてから「公演参加者のメンバー、スタッフに関しては、公演期間中毎日PCR検査を実施いたします。」との記載があった)、同設備が検査に使用されていたことが、推測される。なお同コンテナ1セットで1日あたり約1,000人を検査でき、検査の結果は約30分で判明するという。
※1.栄研化学(株)が開発した核酸増幅法(Loop-Mediated Isothermal Amplification)
※2.(株)島津製作所のAmpdirect™技術による専用試薬「LAMPdirect」を用いて、検体採取後、結果を得るまで約30分(最短)と大幅な時短を実現し、2020年10月に国立感染症研究所のホームページで公表され、行政検査に使用可能となっている。
この設備の導入にTwitter上では、「B’zの覚悟と本気」「医療用コンテナ連れてきてた B’zの本気」などの称賛のコメントが相次いでいる。
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