こんにちは。管理人です。
2019年も話題となっている米音楽業界最大の祭典・グラミー賞。
B’zの松本孝弘さんは2011年、『第53回グラミー賞』において、米ギタリスト、ラリー・カールトンさんとの共作『TAKE YOUR PICK』が「最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞」を受賞しました。ポップス部門での日本人受賞は初となります。授賞式は米ロサンゼルスで2011年2月14日(現地時間13日)に行われました。B’z松本さんのグラミー賞受賞についてまとめさせていただきましたので、是非ご覧ください。
コラボのオファーはラリー・カールトンさんから
松本さんとラリーさんのコラボについてですが、ラリーさんの方が年齢もキャリアも圧倒的に長いため、一見”松本さんがラリーさんにコラボを打診した”ように思われますが、実際は『ラリーさんが松本さんにオファーをした』というのが事実でした。
ラリーさんが「自分とコラボレーションしてくれるギタリスト」を探していたところ、二人が契約している米ギターメーカー・ギブソン社から松本さんを紹介されたのがきっかけとなっています。
実は2007年に一度オファーされた際には松本さんは即断できなかったものの、(松本さんは当初「2人で何ができるのかが見えなかった」とのこと)2009年にオファーを受けた際に共演決められたそうです。
2009年からレコーディングが開始され、2010年6月2日にアルバム『TAKE YOUR PICK』が発売されました。
ノミネーションはLAのマネージャーから。B’zのレコーディング中に
ノミネーションの最初の連絡は、松本さんがB’zのレコーディングで東京のスタジオにいるときに、ロサンゼルスにいるマネージャーから電話で聞いたということです。
松本さんは連絡を受けて「驚いた」ということ。
その後B’zの作業が続いたため、翌年2月の授賞式までの間には少し忘れている期間もあったといいます。作品がノミネートされた後も変わらず、音楽活動に勤しまれていたということですね。
松本さんは「獲りたいと思っていた」
松本さんは2011年2月の授賞式の日まで、「獲れるか獲れないかということを考えていた」そうです。一方、ノミネートの前の段階でも、式後のコメントで「これまで絶対に人には言わなかったけど、グラミーは僕自身の長年の目標であり、憧れ続けてきた夢でした」と話したように、グラミー賞受賞は元々松本さんの目標であり夢であったということが窺えます。またさらに、2019年『第61回グラミー賞授賞式』でのWOWOW放送VTRコメントにおいては、「50歳までに授賞したいと密かに思っていた」と語られていた松本さん。受賞当時は50歳目前の49歳だったため、目標をギリギリで実現できたということになります。
稲葉浩志さんは「You’re my hero」&ジャンピングハグ
稲葉さんは、ノミネーションがわかった当時スタジオにおり、松本さんに「You are my hero!」と伝えたといいます。さらに授賞式当日、式が終わった後になかなか会えず、ステープルズセンターのロビーで群衆の中からようやく合流した際には思わず「ジャンピングハグ」をしてしまったそう。
実は稲葉さん、松本さんのグラミー賞ノミネートの話を聞いたときに、”獲ったときにホントに喜べるかなと思ったのは正直言ってあった。自分がどういう気持ちになるのかなって。松本さんひとりだけ遠くにいっちゃうのかなみたいな。でも獲ったときは素直に心から嬉しかったしそのことが自分でまた嬉しかった”と思われたそうです。
稲葉さんがどれだけ、何事に対する思考においても誠実であり、また松本さんを尊敬していて、そして松本さんの受賞を喜んでいたかがよくわかるエピソードですね。
授賞式コメントは考えていなかった
松本さんは、受賞の際のコメントを事前に考えることはしなかったそうです。
壇上では簡潔に、ご自身の自己紹介と、周囲への感謝のお言葉を述べられました。
授賞式当日は松本さん、精魂尽き果てる。稲葉さんと・・・
授賞式の後は、「WOWOW」の生放送へのご出演などを経た後稲葉さんと合流できたわけですが、実はそのあとにグラミー賞の「アフターパーティー」があったということです。
しかし松本さんは、”精魂尽き果ててしまった”とのこと。
グラミー賞独特の大胆な雰囲気にも驚かれてしまっていたということでした。
そしてそのまま稲葉さんと飲みに行くことに。
B’zのお二人の信頼関係の厚さを窺い知ることのできるエピソードですね。
グラミー賞受賞は世界に認められたということ
さて、ここまでご覧いただきありがとうございました。
2019年2月11日(月)には、松本さんのWOWOWでのVTR出演があり話題となりましたね。
グラミー賞受賞は、ひいては世界に認められたという事実になるかと思います。
今年グラミー賞を受賞された皆様も、誠におめでとうございます。
以上、B’z松本さんのグラミー賞受賞についてまとめさせていただきました。
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