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エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)逝去、B’z松本孝弘と深い関わりあり

松本孝弘(Tak Matsumoto)

アメリカのロックバンド「Van Halen」(ヴァン・ヘイレン)のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen 本名:Edward Lodewijk Van Halen)氏が逝去しました。65歳でした。エディ氏は、日本のロックユニット「B’z」のギタリスト・松本孝弘とも深い関わりを持っています。

エディ・ヴァン・ヘイレンと松本孝弘、雑誌「YOUNG GUITAR」で対談

エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)と松本孝弘は、1999年3月発売の音楽雑誌「YOUNG GUITAR」(1999年3月号)で対談を果たし、同誌の表紙を飾りました。(松本孝弘は、ギターを弾き始めた青年期の頃にロックバンド「Van Halen」(ヴァン・ヘイレン)の音楽に強く影響を受けており、「ハリウッド・ロックウォーク」(Hollywood Rockwalk)授賞式の現地インタビューの際にも影響を受けたアーティストの名に挙げている。)

エディと松本は、インタビュー内で自身が音楽を始めたきっかけやギターの演奏方法、音楽観などについて熱く議論。エディは対談中に自らの奏法についてギターを用いて解説するなど、終始気さくな様子を見せました。

 

エディと松本は東京で食事 L.A.の豪邸を訪問した松本はエディについて「素敵な人」

その後、エディは日本武道館での公演時に松本をステージ袖に招待し、両者は終演後に東京で食事を共にしたとのこと。さらに、松本が渡米した際にエディはL.A.の邸宅に2度松本を招待し、もてなしたといいます。

このように何度も交流を重ねた松本は、エディについて、「素敵な人」「気さくな良い人」「(スーパースターなのに)おごった感じが全然ないし、20何年やってらっしゃる先輩の良いところを見習わなければ」などとラジオや書籍のインタビューで度々コメント。その誠実な人柄について、敬意を表しています。

 

松本孝弘はエディ・ヴァン・ヘイレンモデルのギターを持っている

また、松本孝弘は1995年頃から、エディ・ヴァン・ヘイレンのシグネイチャーモデルのギター(「ミュージックマン」)を使用(現在は複数保持)。中でも「EVH model Pink #86255」は一時行方不明となり、2018年の展示会『B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018』の開催時にSNSで公開捜査を呼び掛けたところ無事発見されて約20年ぶりに松本の手元に戻ったことで、世間の大きな注目を集めました。(同ギターは現在も愛用されている。)

生前、松本が交流を深めていた当時には、雑談の中で自らのことを「ロックスター」ではなく「音楽家」だと語っていたというエディ・ヴァン・ヘイレン。物事に向き合うその真摯な姿勢によって、彼は長年にわたる栄誉ある音楽的キャリアを築き上げることができたのかもしれません。

エディ氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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