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ドラマー・菅沼孝三さんが大腸がんのため62歳で逝去 ”手数王”の異名で多くの名アーティストをサポート

2021年11月8日に大腸がんのため逝去したドラマー・菅沼孝三さんの写真 ミュージシャン・関係者
画像出典:SATOKOのTwitter投稿より引用

ドラマー・菅沼孝三さんが大腸がんのため8日に逝去したことが9日、分かった。62歳だった。娘でドラマーのSATOKOが公式サイトやSNSで発表した。SATOKOによる掲載文は、以下の通り。

父 菅沼孝三 逝去のお知らせ

先日、ステージ4の癌による療養のため
活動休止を発表しました、父、菅沼孝三ですが、
昨日、令和3年11月8日に、
家族に囲まれ、大切に見守られながら、
笑顔で宇宙へと旅立っていきました。
本当は昨年の6月から既にステージ4の大腸がんで
余命宣告を受けていましたが、周りには告げずに、
懸命に闘病しながら、健康でも困難なペースで、
様々な音楽活動、ライブ活動を続けて参りました。
旅立つ1ヶ月前までステージに立ち、生徒を育て、
旅立つ数時間前までビートを刻んでいました。
ここに生前のご厚誼を深謝し、
謹んでお知らせ申し上げます。
尚、通夜・葬儀は下記の通り執り行います。
コロナ禍にあっての葬儀となりますので、
密による混乱を避けるため、
一般の方の参列はお通夜のみとさせて頂き、
通夜振る舞い等食事の儀は執り行いませんので、
予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
告別式は家族のみで執り行う予定です。

故 菅沼孝三 儀 葬儀告別式
通夜 令和3年11月11日(木) 19時より
場所 公益社たまプラーザ
〒225-0002  横浜市青葉区美しが丘2-21-4
TEL:045-904-3050
仏式 浄土真宗
質問ダイヤル 03-5491-7520(公益社本社)
(ご質問やお問い合わせは、恐れ入りますがこちらの番号にお願い致します)
献花専門ダイヤル 03-5491-3070(9:00~17:00)

SATOKOの公式サイト(https://satoko-drum.com/topics/2990.html)より引用

菅沼さんは昨年6月16日に内蔵疾患で救急搬送され緊急手術を受けており、今年9月21日に活動休止することを発表していた。

菅沼孝三は1959年10月25日生まれ、大阪府出身。8歳でドラムを始め、15歳でプロデビューを果たした。当初は大阪を拠点に、ダンスホール、キャバレー、クラブなどで活動。1980年代に入ると「白井克治とニュー・ソニック・ジャズ・オーケストラ」に加入し森昌子、石川さゆりなどのバックで演奏し、また「99.99」に加入し関西のジャズ・フュージョン界で名を馳せた。

1986年にプログレバンド「Black Page」を結成し上京。その後CHAGE and ASKA、稲垣潤一、織田哲郎、LOUDNESS、工藤静香、TOSHI(X JAPAN)らのサポートを担当し、日本を代表するドラマーとして知られた。また並行して1990年代以降は「菅沼孝三ドラム道場」を主宰して娘・SATOKO、坂東慧、平陸、川口千里、影丸などのドラマーを育て上げ、リリースした教則ビデオはヒットを記録。
さらにアジア各国でドラムクリニックも開催し、”手数王”の異名は国内外に轟いた。

菅沼さんの逝去を受けCHAGE、ASKA、龍玄とし、稲垣潤一、高崎晃(LOUDNESS)ら各関係ミュージシャンや、B’zのサポートドラマーを務めた青山英樹らが、SNSなどで追悼の意を綴っている。

ミュージシャンらによる追悼の声

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