B’zがTM NETWORKの名曲「Get Wild」をカバーし、デビュー40周年記念トリビュートアルバム『TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-』(2024年5月15日発売)に参加する。同4月5日、アルバム情報の解禁とともに発表された。
B’zが他のアーティストのトリビュートアルバムに参加するのは、桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」で松本隆のトリビュートアルバム『風街に連れてって!』(2021年7月14日発売)に参加して以来、史上2度目。B’zが他のアーティストの楽曲を音源にてカバーしたのもこの時以来。
▽B’zが過去にカバーした他のアーティストの楽曲(セルフカバーを除く)
- 「This Love」/『The Complete B’z』(2005)収録、原曲:Maroon 5
- 「セクシャルバイオレットNo.1」/『風街に連れてって!』(2021)収録、原曲:桑名正博
- 「Get Wild」/『TM NETWORK TRIBUTE ALBUM -40th CELEBRATION-』(2024)収録、原曲:TM NETWORK
※その他、「TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志」名義で「勝手にしやがれ」(原曲:沢田研二)を、松本孝弘の方角カバーアルバム『THE HIT PARADE』(2003)にてカバー。
TM NETWORKは、小室哲哉(シンセサイザー・キーボード)、宇都宮隆(ボーカル)、木根尚登(ギター・キーボード)の3人からなる音楽ユニット。1984年デビュー。1990年に「TMN」に改名。1994年に活動終了したが、1999年に名称を戻し再始動。B’zの松本孝弘は、1985年のツアー『DRAGON THE FESTIVAL TOUR featuring TM NETWORK』からB’z結成後の1989年の『TM NETWORK CAROL TOUR FINAL CAMP FANKS!! ’89』までサポートを務め、並行してレコーディングにも参加していた。その後は1994年の『TMN 4001 DAYS GROOVE』、2004年の『TM NETWORK DOUBLE-DECADE TOUR FINAL “NETWORK” in NIPPON BUDOKAN』に、ゲスト出演した。
小室らに音楽・マーケティング面で多分に影響を受けた。またB’zの初期のファンには、TM NETWORKのファンも多かった。
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本作は、ディスク1のトリビュートとディスク2のオリジナル(原曲)の2枚組で構成される。参加アーティストは、CAPSULE、GRe4N BOYZ、くるり、坂本美雨、澤野弘之 feat. SennaRin、西川貴教、乃木坂46、B’z、ヒャダイン with DJ KOO、松任谷由実 with SKYE、満島ひかり。
<収録曲※曲順未定>
・CAPSULE 「Self Control(方舟に曳かれて)」
・GRe4N BOYZ 「SEVEN DAYS WAR」
・くるり 「STILL LOVE HER(失われた風景)」
・坂本美雨 「TIMEMACHINE」
・澤野弘之 feat. SennaRin 「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」
・西川貴教 「LOVE TRAIN」
・乃木坂46 「BE TOGETHER」
・B’z 「Get Wild」
・ヒャダイン with DJ KOO 「Maria Club(百億の夜とクレオパトラの孤独)」(Remix)
・松任谷由実 with SKYE 「Human System」
・満島ひかり 「ELECTRIC PROPHET(電気じかけの予言者)」
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