B’z札幌ドーム公演でシャトルバス全路線運休 ファン困惑「一体何があったんだ」

札幌ドーム（北海道札幌市豊平区）は2023年8月11日に公式サイトで、『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』北海道公演開催当日（8月26日）にシャトルバスを全路線運休とすることを、発表した。

同サイトでは、「ジェイ・アール北海道バス様、北海道中央バス様、じょうてつバス様から運休の申入れがございましたため」と運休の理由を説明した。また併せて、「ご来場をご予定いただいているお客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、地下鉄や路線バス等の公共交通機関でのご来場をお願いいたします。」と案内している。

これによってファンらは、地下鉄や路線バス・空港連絡バスなどで会場にアクセスする必要が出てきた。X（旧：Twitter）では今回の運休について、各交通機関の混雑を懸念する声や、「一体何があったんだ」などと困惑する声も上がっている。

札幌ドームでの大規模イベント開催時にはこれまで、真駒内駅、平岸駅、JR白石駅、南郷18丁目駅の4地点からノンストップのシャトルバスが運行されてきた。しかし今年に入り、2月に運行会社との調整がつかなかったとの理由でJR白石駅、南郷18丁目駅発着のシャトルバスの当面の運休が発表されたほか、イベントごとの判断による運休が多数発生している。ちなみに直近のコンサート開催においては、2023年5月13日の『ONE OK ROCK 2023 LUXURY DISEASE JAPAN TOUR』では全路線運休、同7月1日の『史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2023 supported by U-NEXT』では「南郷18丁目駅」発着便のみ運行となった。

イベント開催時にシャトルバスが運休する理由は明確に発表されていない場合もあるが、一般的な見立てとして、運転手の人員不足などが挙げられている。
※追記：地元メディアでは今年に入ってから度々、各バス会社の深刻な運転手不足を報じており（北海道ニュースUHB、STVニュース北海道など）、コロナ禍が明けて以降は運転手不足が主たる理由だと考えられる。
※球団移転に関する表現は誤った解釈を招く恐れがあり、関連箇所とともに削除しました。