B’zのヴォーカル・稲葉浩志が2023年1月27日に東京・Club eXで行った『Koshi Inaba LIVE 2023 〜en-eX〜』、2月1日・2日に神奈川・横浜アリーナで行った『Koshi Inaba LIVE 2023 〜en3.5〜』で、それぞれマスク着用のもと観客のコールアンドレスポンス(声出し)が解禁された。B’z関連のライブでは、コロナ禍後初のこと。
両公演では、「念書」(2014※en-eXはなし)、「Okay」(2010)、「羽」(2016)、「CHAIN」(1998)などで稲葉が観客に声掛けを行い、観客がこれに応えた。
また、2月1日の公演では曲間に稲葉が”稲葉さ~ん”などという観客の歓声に感慨深げな様子を見せ、「鳥肌が立った」「こんな日が来るなんて。やってて良かった」と述べる場面もあった。
両公演の開催直前の1月26日には政府が新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたイベントの収容規制を事実上解除する方向で調整していることが各メディアによって報じられ、翌27日にはこれが正式に決定、マスク着用で満席でも大声を出すことが可能とされた。一方で、B’zの公式サイトでは27日に新型コロナウイルス感染症拡大防止についての案内が一部変更され、「コンサートプロモーターズ協会(ACPC)(2022年11月4日更新)のガイドラインに即し、叫び声等の大きな声量での声援・歓声、反復しての声援等はお控えいただきます。」(引用:https://bz-vermillion.com/en3-5/cautions1.html)としながらも、「公演中は拍手や手振りに加え、出演者の登場や呼びかけ、演出効果等による自然な発声や日常会話程度の声援・歓声については、マスクを着用したうえで、周囲のお客様への鑑賞を妨げない範囲でお楽しみください。」(引用:同上)と案内された。
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