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B’zのマリンメッセ福岡での追加公演、「世界水泳」延期で実現か

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マリンメッセ福岡の外観 B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-
画像出典:筆者撮影

B’zが、2022年5月14日(土)と15日(日)にマリンメッセ福岡A館でツアー『B’z LIVE-GYM 2022 -Highway X-』の追加公演を実施することを発表した。同公演は、それまでに発表されていた日程よりも前に行われるため、ツアー初日・2日目公演となる。

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今回、当日まであと2ヶ月を切ったタイミングでアリーナクラスでの公演が急遽発表されたことになるが、これは近年のB’zにとって、異例の動きとも言える。果たしてこれには、どのような背景があったのだろうか。

実は、『第19回 FINA 世界水泳選手権 2022 福岡大会』(以下、世界水泳)が同時期の2022年5月13日から2022年5月29日まで、マリンメッセ福岡A館を含む福岡市内の4会場で開催される予定だった。(当初同大会は2021年7月16日から8月1日の開催を予定していたものの、新型コロナで東京五輪が1年延期となったあおりを受け、延期されていた。)しかし再度、感染拡大の影響で、2022年1月24日には同大会を来夏へ延期することを検討中とのニュースが報道。その後2月1日には市が、大会を2023年7月14日~30日に再延期することを正式に発表した。

つまり今回の追加公演は、世界水泳の延期によって、事実上2月頃以降に開催の検討が可能となったものである、ということになる。

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一方B’zは当初、同ツアーで福岡公演を7月1日(金)・2日(土)に福岡サンパレスホテル&ホールで全2公演、予定していた。しかしホールクラスでのこれらの公演の想定動員数は、ツアー全体の約25万人強(当サイト調べ)に対して僅か4千6百人ほどと推測されており、同県や九州地方のファンからは、都市規模との兼ね合いでチケットの倍率が高騰することが懸念されていた。

開催決定の理由は公式には明かされていないが、同追加公演は、公演動員数の懸念を解消し得るものにもなる。

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ちなみに『マリンメッセ福岡A館』とは、2019年10月1日に従来の『マリンメッセ福岡』が改称されたもの。2021年4月には駐車場跡に、新たに『マリンメッセ福岡B館』が開館した。またA館は、2022年1月から3月にかけて、大規模改修工事に入っている。

B’zが現時点で最後に同会場でライブを行ったのは、2019年9月10日開催の『B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』千秋楽公演。したがってB’zが『マリンメッセ福岡A館』でライブを行うのも、また改修後の同会場でライブを行うのも、今回のツアーが初となる。

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