24日放送のテレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』で、27日放送のゴールデン2時間スペシャルで紹介されるランキング『関ジャムJ-POP史 プロが選ぶ 豪華アーティスト9組の最強ベスト10』に選出外となったMr.Children、嵐、B’zの楽曲のBEST5ランキングが発表された。スタジオゲストはピエール中野(凛として時雨)、小出祐介(Base Ball Bear)、音楽プロデューサー・丸谷マナブだった。B’zのランキングは丸谷が選んだ。関連する内容は以下の通り。
音楽プロデューサー・丸谷マナブが選ぶB’zの名曲BEST5【解説】
【第5位】「FIREBALL」<説明不要!!中毒性の高いCMソング>
(映像:「FIREBALL」ミュージックビデオ)
- センスあふれるカッティングギター
- 化粧品ブランドのCMソング。
「No synthesizer & No computer used」を銘打ち、生演奏のみのアレンジ。
丸谷マナブのテロップコメント
ねばっこい歌い方もかっこ良く、中毒性の高い曲だと感じます。
- サビへの展開(ドキッとするサビへの展開に注目!!)
- ゴールデンボンバー鬼龍院翔が3位に選曲。
とにかく声が高い!! 特に最後サビの「飛んでゆける空を燃やしながら~」というフレーズはhiF#という驚異的な高さ。
ゴールデンボンバー鬼龍院翔のテロップコメント
- 【注目】驚異的な高さのサビ
【第4位】「BAD COMMUNICATION (000-18)」<’89年のミリオンセラーをブルース調にリアレンジ!!>
(映像:なし)
- 「BAD COMMUNICATION」をブルース調にアレンジ。
TM NETWORKのようなデジタルPOPのオリジナルver.より土臭くブルージーでカッコいい。
丸谷マナブのテロップコメント
もう売れ切っている時にもう一回自分の曲を再解釈してリアレンジしてアルバムに入れられるという自由さだったりタイトルにギターの名前をつけちゃうセンスというか、男の子心をくすぐる。
- 「000-18」は松本が所有するアコースティックギターのモデル名が由来。
- オリジナルにあった3番はカットされ、演奏時間は短い。
- オリジナルと聴き比べ!!
【オリジナル・サビ】 デジタルロック
【第3位】「LADY NAVIGATION」<デジタルロックアレンジやキャッチーなメロディーに衝撃!!>
(映像:なし)
- 【注目】頭のVocalのカットアップ。
デジタルロックなアレンジもさることながらメロディーがキャッチーでキレがあって初めて聴いた時 衝撃を受けた!!
丸谷マナブのテロップコメント
- 【注目】ロックとデジタルの融合
【第2位】「Don’t Leave Me」<埃っぽさ、男っぽさ、セクシーさがたまらないブルースロック>
(映像:テレビ朝日系『ミュージックステーション』1994年3月11日放送回)
- 【注目】レスポールのアルペジオと歌だけのAメロ。
- B’z歴代シングル売上6位。(オリコン調べ)
J-POPの歴史を見てもブルースロックがオリコンチャートの上位に入ってきたというのはあまりなかったのではないでしょうか。(追加ナレーション:それだけでも価値のある曲だと思います。)
大サビ前の松本さんのギターソロとラスト、稲葉さんのシャウトの連発が最高!!
丸谷マナブのテロップコメント
- 【注目】松本のギターソロ。
- 【注目】稲葉のシャウト。
BEST5ランキング一覧
丸谷マナブが選ぶB’zの名曲BEST5のランキング結果は以下の通り。
順位 | 曲名 | リリース |
1位 | 不明(ベスト10入り楽曲、27日放送SP回で発表) | ー |
2位 | Don’t Leave Me | 1994年2月9日、14th SG「Don’t Leave Me」 |
3位 | LADY NAVIGATION | 1991年3月27日、8th SG「LADY NAVIGATION」 |
4位 | BAD COMMUNICATION (000-18) | 1995年11月22日、8th AL『LOOSE』 |
5位 | FIREBALL | 1997年3月5日、21st SG「FIREBALL」 |
ランキング映像を見たスタジオ出演者のコメント
高橋茂雄(サバンナ)「B’zさんの歌はもう全部がなんかちょっとDNAに入ってますね。これ見ていったら昔あんなデジタルサウンドみたいなんやったっけっていう、ハードロックのイメージしかないから、それをこれで今思い出しましたわ。」
丸谷マナブ「僕『LADY NAVIGATION』(リリースの時)、小学生だったんですよね、91年。だからクリエイターさんのもっと若い世代の方とか、視聴者さんも、もしかしてこの感じを触れてきてない方々もいらっしゃるんじゃないかということで、これで紹介できたらちょっとおこがましいですけど嬉しいです。」
小出祐介は「MOTEL」に注目 <ブルース調なのに演歌っぽく聴こえる曲>
またBase Ball Bearのヴォーカル&ギター・小出祐介は、「MOTEL」(1994年11月21日発売、15th SG「MOTEL」)をピックアップした。
小出祐介「アコギのブルージーなフレーズから始まって、でタイトル『MOTEL』じゃないですか。全然日本感ないんですよ。『モーテル』って日本じゃあんまり言わないじゃないですか。だからもう浮かぶ景色が全然日本じゃなくて それこそなんか映画で見るような、すっごい長い一本道をずっと走っていって”今日はここで泊まろうか”って言って入ったモーテルみたいな感じなんですよ。だから”あー海外だなー”って思って聴いてると、2番の歌詞で、「根雪のよな思い出が夢に出て」ってフレーズがあるんですよ。「根雪」って、北国で雪解けの季節まで雪が解けずにずっと残ってることを「根雪」って言うじゃないですか。だからなんか急に北国のおっ母さんが浮かんでくるというか、ずっとアメリカの荒野が浮かんでたのに、急に北国のおっ母さんが浮かんでくるってなんかこの、急な和洋折衷感というか、それがすごい面白くて。なんかメロディーもよくよく聴いたらあれなんか演歌とか歌謡曲っぽくも聴こえてくるなぁとも思うし、いやでもブルースってそもそも演歌と歌謡とも通じるしなとかっていうのを色々考えたりして、すごい面白い曲だなと。
映像紹介<ブルースロックと演歌が合致したような世界観!!>
(映像:テレビ朝日系『ミュージックステーション』1994年12月2日放送回)
【注目】どこまでも続く草原が見えるアコースティックギター。
【注目】演歌風で和洋折衷なサビ。
映像を見たスタジオ出演者のコメント
丸山隆平(関ジャニ∞)「稲葉さんの楽器・喉が、こうやってなって(段階を踏んで変化して)いったんやって90年代の間に、その過程を見たような感じがして、やっぱアーティストって自分の音楽に合った歌声をちゃんと探して見つけて、それを世に放っていくねんなっていうのも見れてすごく面白いランキングでした。」
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