2019年11月2日(土)に発売された流行情報マガジン「日経エンタテインメント!」2019年12月号において、「コンサート動員力ランキング2019」が発表されました。
同ランキングの1位にはアイドルグループ「嵐」が輝いており、「B’z」は28位にランクインしています。まとめさせていただきました。
「日経エンタテインメント!」2019年12月号で「コンサート動員力ランキング2019」が発表
2019年11月2日(土)に発売された流行情報マガジン「日経エンタテインメント!」2019年12月号において、各アーティストによって2019年中に行われる単独公演(10月末で発表済みのもの)の収容人数を、同誌独自に抽出して集計した「コンサート動員力ランキング2019」が発表されました。
このランキングは同誌によって毎年発表されており、「動員力」は公式発表の「動員数」とは異なるものの、コンサート公演会場の規模からアーティストの集客力を推し量ることができる注目度の高い指標となっています。
「コンサート動員力ランキング2019」の1位に輝いたのは、2020年末で活動休止を発表し、先日各SNSアカウントを開設したことで話題を呼んでいるアイドルグループ「嵐」でした。「嵐」は2019年、36公演を行い181.8万人を動員しています。
「嵐」は8年連続となる5大ドームツアー(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌)を行っており、また昨年からの合算では「ARASHI Anniversary Tour 5×20」において、同一ツアーで前人未到となる254万人規模を動員する見込みで、その圧倒的な動員力が目立っています。
また日本最高のCDセールス記録を誇っているロックユニット「B’z」は、37公演で35.3万人を動員し、28位にランクインしています。
「コンサート動員力ランキング2019 TOP50」はこちら(日経エンタテインメント!調べ)
「日経エンタテインメント!」2019年12月号で発表された「コンサート動員力ランキング2019 TOP50」は下記の通りです。
| 順位 | 2018年 | アーティスト名 | 動員力(万人) | 公演数 |
| 1 | 3 | 嵐 | 181.8 | 36 |
| 2 | – | 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE | 111.9 | 24 |
| 3 | 9 | AAA | 73.0 | 30 |
| 4 | – | サザンオールスターズ | 65.9 | 22 |
| 5 | 5 | Kis-My-Ft2 | 61.7 | 13 |
| 6 | 17 | 乃木坂46 | 60.7 | 17 |
| 7 | 6 | 関ジャニ∞ | 59.3 | 20 |
| 8 | 8 | Hey!Say!JUMP | 58.4 | 12 |
| 9 | 1 | 東方神起 | 57.1 | 11 |
| 10 | 12 | GENERATIONS from EXILE TRIBE | 56.6 | 12 |
| 11 | 23 | DREAMS COME TRUE | 55.7 | 28 |
| 12 | 14 | NEWS | 53.4 | 30 |
| 13 | 19 | BTS (防弾少年団) | 53.1 | 12 |
| 14 | 44 | SEVENTEEN | 44.5 | 29 |
| 15 | 27 | Mr.Children | 44.0 | 11 |
| 16 | – | 星野源 | 43.7 | 10 |
| 17 | 18 | ジャニーズWEST | 42.0 | 34 |
| 18 | 21 | Sexy Zone | 40.4 | 32 |
| 19 | 50 | TWICE | 39.9 | 16 |
| 20 | – | BUMP OF CHICKEN | 39.5 | 18 |
| 21 | 25 | King & Prince | 39.2 | 32 |
| 22 | 15 | ゆず | 38.2 | 10 |
| 23 | 24 | back number | 37.8 | 35 |
| 24 | – | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE | 37.0 | 33 |
| 25 | 36 | SEKAI NO OWARI | 35.8 | 28 |
| 26 | 47 | 欅坂46 | 35.8 | 25 |
| 27 | – | THE YELLOW MONKEY | 35.7 | 29 |
| 28 | 2 | B’z | 35.3 | 37 |
| 29 | – | ケツメイシ | 35.2 | 26 |
| 30 | 22 | コブクロ | 33.2 | 32 |
| 31 | 16 | ONE OK ROCK | 32.9 | 28 |
| 32 | – | EXILE | 32.3 | 7 |
| 33 | – | GLAY | 30.6 | 39 |
| 34 | 29 | Nissy | 29.9 | 6 |
| 35 | 45 | 松任谷由実 | 27.4 | 28 |
| 36 | 33 | UVERworld | 25.2 | 27 |
| 37 | – | RADWIMPS | 25.2 | 20 |
| 38 | 41 | iKON | 25.1 | 44 |
| 39 | 17 | KAT-TUN | 24.7 | 18 |
| 40 | – | 氷川きよし | 24.5 | 90 |
| 41 | 48 | THE ALFEE | 22.7 | 56 |
| 42 | 13 | 小田和正 | 22.6 | 18 |
| 43 | – | 米津玄師 | 22.6 | 16 |
| 44 | – | テミン | 22.6 | 17 |
| 45 | 37 | 福田こうへい | 22.5 | 146 |
| 46 | 20 | ももいろクローバーZ | 22.5 | 14 |
| 47 | – | ポルノグラフィティ | 22.4 | 12 |
| 48 | – | 新しい物語 | 20.5 | 22 |
| 49 | – | SixTONES | 19.8 | 28 |
| 50 | – | [ALEXANDROS] | 17.4 | 31 |
※「日経エンタテインメント!」2019年12月号より引用。タイトル画像は同誌表紙。
調査基準
- 2019年1月1日~12月31日までの、主要アーティストの単独公演をピックアップ。各会場のチケットが完売した収容人数を合計して、「コンサート動員力」とした。
- 上記期間に開かれる有料の国内単独歌唱公演が対象。複数アーティストが出演する公演(ゲスト・前座は除く)やフェス、握手会、学園祭などは対象外とした。
- 歌唱がメインのファンクラブイベント(有料)はカウントする。
- 「めざましライブ」のようなパスポート付きのコンサートはカウントの対象としない。
- 台風などでキャンセルとなった公演はカウントから外した。
- 10月中旬時点で公式発表されていない公演は含まない。
※「日経エンタテインメント!」2019年12月号より抜粋
B’zは「B’z SHOWCASE 2019 -魔界転翔-」と「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」をカウントか アリーナ&ライブハウスツアー開催で昨年よりはランクダウン
2019年の「コンサート動員力ランキング」においてB’zは、「B’z SHOWCASE 2019 -魔界転翔-」の1公演と、「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」の36公演での動員数をカウントされたものと思われます。なお出演したロックフェス「SUMMER SONIC 2019」での動員数は、上記調査基準により算入されていません。
B’zは2018年には35公演で108.5万人を動員し、同ランキングで2位にランクインしていました。
昨年はB’zデビュー30周年記念イヤーで、アルバムツアー『B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”』とベスト選曲ツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』がともに開催され、ドーム、スタジアム級の会場で多数公演が行われたためランキング上位にランクインしていましたが、今年は「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」においてアリーナ、ライブハウス級の会場のみを巡ったため、その差異によって昨年よりもランクダウンとなっているものと思われます。
しかし「B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」では、ファンクラブ会員でもチケット入手が困難なほどにチケットの当選倍率が上がっており、本当の意味でのB’zの「コンサート動員力」は全く衰えていないことが如実に窺えます。
当ランキングは今旬のアーティストなどを推し量る意味では大変機能する画期的なランキングだと思われますが、アーティストのコンサート開催期間やその内容によって数字がかなり左右されるため、ある程度俯瞰してご覧になると良いのではないでしょうか。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
「日経エンタテインメント!」2019年12月号で発表された「コンサート動員力ランキング2019」において嵐が1位となり、B’zが28位にランクインしたニュースについてまとめさせていただきました。いかがでしたでしょうか?
近年音楽マーケットにおいて「ライブ市場」は「音楽ソフト/配信」を凌ぐほどの売り上げを記録しており、右肩上がりに成長しています。
デジタルの世界が拡大していく中で、人々が”リアル”を求めている、など、そのムーブメントには様々な考察がなされているところではありますが、ともかく今後もさらにライブ市場の成長が見込まれることはおそらく間違いなさそうです。
市場が成熟していくとともに、アーティストがライブでどのような”音楽”を演奏するのか、どのような”演出”を施すのか、どのような方法でライブを”届ける”のか、その内容がより一層問われてくるもの思われますが、その中で、B’zが、各ロックバンドが、各アイドルグループが、各ダンスグループが、それぞれに見せる、未来のコンサートの内容にも是非注目したいところですね。
以上、「日経エンタテインメント!」2019年12月号で発表された「コンサート動員力ランキング2019」において嵐が1位となり、B’zが28位にランクインしたニュースについてまとめさせていただきました。ご覧いただきありがとうございました。

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