B’zがAdoに「DIGNITY」(作詞:稲葉浩志、作曲:松本孝弘)を楽曲提供した。同曲は、2023年9月29日(金)に劇場公開となる映画『沈黙の艦隊』(主演:大沢たかお)の主題歌に決定。これらの情報は2023年7月20日(金)4時に、両アーティストや映画の公式サイトなどで解禁された。同時に公開された最新予告映像では、同曲の一部を聴くことができる。
Adoの公式サイトによると、「DIGNITY」は<本作の世界観にリンクした、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れる壮大なバラードで、主人公海江田の静かなる苦悩や本篇の中でも広がる登場人物たちのDIGNITY=運命 尊厳に寄り添うような壮大な楽曲に仕上がっている。>とのこと。<力強さの中に優しさも感じられるAdoの歌声とB’zらしい壮大な深みのある楽曲が完成し、見事な化学反応が生まれたのでぜひ楽しみにしていてほしい。>(引用:https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)と、案内されている。
国内アーティストに初めて楽曲提供と記述 キャリアでは2度目の扱いか
Adoの公式サイトなどでは、B’zが国内アーティストに初めて楽曲提供を行ったと記述された。B’zが他のアーティストに楽曲提供を行ったのは、2012年7月4日発売のキム・ヒョンジュンのシングル曲「HEAT」以来、2度目となる。他方で、過去には1990年11月10日発売の安宅美春のシングル曲「孤独のRunaway」、1991年7月21日発売の坪倉唯子「GO-GO-GIRLS」(アルバム『I Wanna Be Myself』収録)で松本が作曲、稲葉が作詞を務めているが、これは公にはB’zとしての楽曲提供にカウントされていない模様だ。なお2006年4月12日発売の上木彩矢のシングル曲「ピエロ」は、同日発売のB’z「ピエロ」をカバーしたという扱いになっている。
発表されたコメント
情報解禁に伴い、Ado、B’z、大沢たかお、松橋真三プロデューサーらのコメントが公開された。
Adoについて松本は「以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく」「彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしい」、稲葉は「時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました。」と述べている。
Ado
この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。
主題歌「DIGNITY」はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。
彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います。
是非、映画と楽曲の両方を劇場に足を運んでお楽しみいただきたいです。
出典:Adoの公式サイト(https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)より引用
B’z 松本孝弘
Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています。
出典:Adoの公式サイト(https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)より引用
映画「 沈黙の艦隊 」は正に ” DIGNITY ” 。
Ado + B’z のコラボレーションをお楽しみください。
B’z 稲葉浩志
時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました。
出典:Adoの公式サイト(https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)より引用
国家の尊厳、命の尊厳を守りながら世界平和を獲得するという、永遠の難題に想像を絶する手法で挑む本作の熱量が、彼女の繊細かつ逞しい声を通してさらに増幅すればと思います。
大沢たかお
映画『沈黙の艦隊』のために素晴らしい楽曲を制作、提供してくださったB’zのお二人、力強い歌声で映画に彩りを加えてくださるAdoさんには心から感謝しております。ありがとうございました。
出典:Adoの公式サイト(https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)より引用
この「DIGNITY」という主題歌が映画の一部となって、観客の方々の心に深く響き、映画の物語を一層と引き立てることを確信しています。是非劇場で本作をお楽しみください。
松橋真三プロデューサー
本作は、大いなる海原に、大いなる意思を持って出港し、大いなる闘いに挑む者たちの物語です。世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れるバラードを希望いたします、とオファーさせていただきました。AdoさんとB’zさんの見事なコラボレーションが、この無理難題を見事に実現させてくれました。ぜひ劇場の大音響で、映画のクライマックスに、この主題歌『DIGNITY』を聞いて、胸を熱くしながら涙を流していただきたいと思います。
出典:Adoの公式サイト(https://www.universal-music.co.jp/ado/news/2023-07-20/)より引用
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