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嵐・松潤にB’zファンが感謝!? 『ムービングステージ』の恩恵に

26日放送のテレビ朝日系音楽番組『関ジャム 完全燃SHOW ゴールデン2時間SP』では、ジャニーズの歴代楽曲やステージ演出がピックアップ。その中で、ゲストとして登場した松本潤が演出を担当している「嵐」の過去20年間におけるライブ演出が紹介され、同様のステージをライブに導入した実績のある「B’z」のファンの視聴者が、ネット上で松本に対して感謝の意を示す場面が見られた。

B’zも使用した『ムービングステージ』松本潤をキッカケに日本のエンタメ界に浸透

嵐の松本潤は、グループのライブ演出の企画・考案を担当。斬新な演出をいくつも実現させており、今回の放送でも様々な演出例が紹介された。

その中で登場したのが、松本が考案した、客席の上を行く可動式ステージである『ムービングステージ』。現在は様々なジャニーズアーティストやバンドがライブ演出に使用しているといい、ロックユニット「B’z」もまた2010年~2011年に全国ツアーで使用している。

番組では、松本潤がどのようにして『ムービングステージ』を実現したかについて特集。『ムービングステージ』は2005年の『嵐 LIVE 2005 “One” SUMMER TOUR』ツアーから使用開始したといい、東京公演であった代々木競技場第一体育館でセットをどのようにして組むかをスタッフと話し合った際、”縦使い”(会場を縦に使用し片方にセットを組む)の既存の方法を面白くないと感じた松本潤が、”客席内を移動する新しい手段”、”パフォーマンス(踊り)をしながら移動できる方法論”を模索した結果、発案されたものであるとのこと。さらに松本潤は床をアクリル板にして透明にすることで、ダンスを下から見ることを可能にしたという。

しかしながら一方で、実現までには様々な困難があった模様。例えば新しい機構を使用する際に必要な消防署管轄による安全性や消防法のチェックをクリアすべく設営会社の倉庫で仮組みを行い動作チェックを実施した際には偶然地震に遭遇(動作に問題はなく逆に強度を実証した形に)したというが、松本が必死の努力を行った結果無事、『ムービングステージ』は実現に漕ぎ着けた。

松本潤は番組で、この『ムービングステージ』について「大阪(公演)の客席のどよめきみたいなのはすごく覚えていますね。」「”何コレ!?”っていうリアクションが僕を含めメンバーみんな、手ごたえがあったっていうか、すごく嬉しかったのは覚えています。」とコメント。

また出演者も様々な反応を示し、DREAMS COME TRUE・中村正人は「すごいとしか言いようがないですね」「見た瞬間僕の計算機(予算について)がカチャカチャ…って」などと語り、関ジャニ∞のメンバーは「発明やもんな」、横山裕は「今は当たり前ものになってるけど、松潤が作ってなかったら俺ら(関ジャニ∞)動いてへんもんな。」とコメント。村上信五は関ジャニ∞の『ムービングステージ』上でのバンド演奏について、下でスタッフがケーブル処理を大変に行っているという裏話を、横山裕は演奏中に揺れるため自身が踏ん張っているという裏話を、それぞれ明かした。

 

B’zは『フライング・ステージ』を『B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic”』『B’z LIVE-GYM 2011 -C’mon-』で使用

ちなみにロックユニット「B’z」は『フライング・ステージ』(『ムービングステージ』と事実上同義)を『B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic”』『B’z LIVE-GYM 2011 -C’mon-』で使用。『B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic”』の映像作品では、”フルセットのバンド全体での移動は史上初の演出”という記載が行われている。

インターネット上では、番組放送後に松本潤が『ムービングステージ』を考案したことについて、B’zのファンから感謝の気持ちを述べるコメントが複数投稿。「床越しに笑顔で手を振る稲葉さんにぎゃあぁぁぁってなった思い出…。松潤マジでありがとう…。」「ムービングステージはB’zでも採用されたのでそれを考えた松本潤氏には頭が上がらない」「ムービングステージ、B’zもお世話になりましたよ思い出をありがとう松潤」などのコメントが、多数寄せられた。

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