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B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10をプロが厳選!【2020年最新版】

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こんにちは。「B’z 超まとめ速報」(@bz_takkoshicom)です。

今回は、B’zがこれまでに発表した全楽曲の中からおすすめの曲(人気曲)をプロブロガーの当サイト管理人が厳選し、「B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10」としてランキング形式でまとめさせていただきました。宜しければ是非ご覧ください。

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B'z 超まとめ速報

はやみんは、B'zのことを15年以上にわたって研究しているB'z専門家。B'zのファンブログサイト・まとめサイト「B'z 超まとめ速報」の著者/筆者・管理人。

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B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10

それではB’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10を、第10位からご紹介させていただきます。

【第10位】兵、走る

B'z / 兵、走る -Tour Digest-

第10位は、B’zが2019年5月29日にリリースした21枚目のアルバム『NEW LOVE』に収録されている楽曲「兵、走る」です。大正製薬「リポビタンD ラグビー日本代表応援ソング」に起用され、2019年秋にはラグビーワールドカップ日本代表の躍進とともに、音楽ダウンロードチャートで1位を記録するなど国民的注目を集めることとなりました。

タイトルの「兵」はラグビー選手をイメージして付けられたものであり、当初「強者」という漢字を使用することが想定されていたところ、スマートフォンの予測変換により「兵(つわもの)」が表示されたことを作詞を担当した稲葉浩志が面白いと思い、それがそのまま採用されることとなりました。そして「兵」だけなのもどうか、という判断で、「兵、走る(つわもの、はしる)」という一風変わったタイトルが誕生しています。

楽曲は疾走感溢れるリフ、重厚感溢れるアンサンブルが印象的(ドラムにシェーン・ガラース、ベースにバリー・スパークスが参加した、現時点での最後のB’zの楽曲※ともに長年帯同したツアーサポートメンバー)なものとなっており、その上に画竜点睛としてB’zらしいマイナー調のキャッチーなメロディが登場。さらに、ラグビー選手に”畏敬の念を抱きながら”制作された楽曲とあって歌詞も勇ましくエネルギッシュなものとなっており、リスナーが一聴するだけで共感の渦に巻き込まれるとともに、また自らを奮い立たせられるような、前向きな内容となっています。

【評価ポイント】

  • ハードロックのサウンド、マイナー調のキャッチーなメロディ、共感性溢れるエネルギッシュな歌詞と、まさに”B’zらしさ”が一挙に凝縮された楽曲である点。
  • ラグビーワールドカップ日本代表の躍進とともにロングヒットを記録した、ドラマ性・ストーリー性のある楽曲。かつて松本孝弘がインタビューで”作り手と聴き手はフィフティフィフティ”と語ったように、ラグビーの盛り上がりと「兵、走る」の内容が聴き手の視点から見て相乗効果を生み、結果、楽曲の立体感が生まれたということが考えられる点。
  • タイアップに最適な内容の楽曲を創り上げた点。
  • デビューから約30年以上のキャリアを経てリリースされており、他の各人気曲と比較しても楽曲(サウンドメイク、歌詞の含蓄など)の持つ奥行き・深さの次元が一線を画していると感じられる点。

ゴールはここじゃない
まだ終わりじゃない
止むことのない歓声
アナタは先の方
ずっと先の方
追いつきたいなら今はTRY

B’z「兵、走る」

【第9位】ねがい

B'z / ねがい

第9位は、B’zが1995年5月31日にリリースした16枚目のシングル曲「ねがい」です。B’zのシングル史上5番目に多い約149.9万枚を売り上げました。制作時に前年までの音楽制作集団「B+U+M」を解体し、”B’zは二人である”という原点に立ち返った楽曲であり、稲葉浩志が初めて編曲に参加しています。

楽曲にはジャズのテンション、またブラスサウンドが効果的に用いられており、さらにストラトキャスターがメインで使用されていることから、他の楽曲とは一線を画す大人のテイストが醸し出されています。歌詞は、表現が真っ直ぐでありながらも、自分の行動いかんで人生が決まっていくという含蓄を示すような内容です。
ちなみに横浜ビジネスパーク「ベリーニの丘」の噴水広場で撮影された同曲のミュージックビデオはファンに多大な印象を与えており、ヴォーカル・稲葉浩志が噴水の水を蹴り上げるシーンは、多くのファンが思わず真似したくなってしまうものであるようです(現在、現地は立入禁止)。

【評価ポイント】

  • ”B’zは二人である”という点はB’zを語る上で欠かせない要素であり、当人達もインタビューで語っている通り、B’zの歴史上ターニングポイントとなった楽曲である点。制作体制を変えて、なおセールス結果を叩き出した点。
  • 作曲を担当する松本孝弘は音楽学校で元々ジャズを専攻しており、”ジャズの理論をロックに当てはめられないか”と模索していたとのこと。そのような背景から見ると、B’zの中でジャズの要素を最も効果的に採り入れた楽曲は同曲なのではないか、という見方もできる点。
  • 歌詞が秀逸。「願いよかなえ いつの日か」とシンプルなメッセージが放たれていながらも、「赤から黄色 白から黒へ」(※本来は不可能)というフックのあるフレーズも登場しており、作詞家・稲葉浩志のポテンシャルを存分に味わえる点。

願いよかなえ いつの日か
そうなるように生きてゆけ
僕は僕に 君は君に
拝みたおして 泣けばいい

B’z「ねがい」

【第8位】イチブトゼンブ

B'z / イチブトゼンブ

第8位は、B’zが2009年8月5日にリリースした46枚目のシングル「イチブトゼンブ/DIVE」の表題曲「イチブトゼンブ」です。フジテレビ系月曜9時ドラマ『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』主題歌に起用され、シングルCDの年間売上ランキングで第6位を獲得するとともに、着うたでは合計約222万ダウンロードを記録しました。なおライブでは、リリース以降頻繁に演奏されており、定番曲となっています。

楽曲は、ドラムにチャド・スミス、ベースにホアン・アルデレッテが参加するなど重厚なリズム隊を従えつつも、全体でキャッチーなロックチューンを体現しており、そのバランス感が何とも絶妙。さらに歌詞では、いわばあるべき”愛情論”を啓蒙しており、爽やかさを伴うサウンドと、人々の心にふと引っ掛かる歌詞のコンビネーションもまた大変秀逸です。

【評価ポイント】

  • イントロの電子音などの個別のアレンジが光るとともに、ロックサウンドとポップテイストが絶妙に融合している点。
  • 音楽シーンの変遷、音楽の消費行動の変化が続く中、キャリアのあるロックユニットが軽快なポップロックチューンで各形態によるチャートを席巻したという事実が、史実的に大変意義深い点。

すべて知るのは到底無理なのに
僕らはどうして
あくまでなんでも征服したがる
カンペキを追い求め
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

B’z「イチブトゼンブ」

【第7位】BLOWIN’

B'z / BLOWIN'

第7位は、B’zが1992年5月27日にリリースした10枚目のシングル曲「BLOWIN’」です。宮沢りえ出演のカルビー「ポテトチップス」CMソングに起用され、B’zのシングル史上3番目に多い約176.3万枚の売上を記録しました。またライブでも、リリース以降頻繁に演奏されている楽曲となってます。原曲は、打ち込みビートとロックギターが用いられたいわゆる”デジタルロック”調のものであり、次作シングル「ZERO」やアルバム『RUN』の持つハードさと比較すると、ポップな仕上がりに。よってB’zの活動期間の中で、音楽性の一つの潮目が変わるその直前にリリースされた楽曲であると言えるでしょう。なお2008年にリリースされたベストアルバム『B’z The Best “ULTRA Treasure”』には、生音のドラム、ベースによる新録バージョン「BLOWIN’ -ULTRA Treasure Style-」が収録されています。

【評価ポイント】

  • デジタルなサウンドとキャッチーなメロディで圧倒的なセールスを記録した点。
  • サビで転調を見せる部分や、サビ前のエフェクト音(逆回転により生成)、イントロの特徴的なドラムフレーズなど楽曲の随所に秀逸なアレンジメントが光る点。

BLOWIN’ BLOWIN’ IN THE WIND 風に揺れる心を抱えたまま
WE’RE DANCIN’ IN THE RESERVATION しびれるような眼差しをずっと忘れないで
BLOWIN’ BLOWIN’ IN THE WIND ウワキな街で君の足もとに転がる
WE’RE DANCIN’ TO THE STIMULATION はかない夢にどうかつまずかないように

B’z「BLOWIN’」

【第6位】恋心(KOI-GOKORO)

第6位は、B’zが1992年10月7日にリリースした11枚目のシングル「ZERO」の2nd beatに収録されている楽曲「恋心(KOI-GOKORO)」です。ベストアルバム『B’z The Best “Treasure”』ではリクエスト投票で1位を獲得し、また『B’z The Best “ULTRA Treasure”』では2位を獲得するなど、ファンからの絶大な人気を誇る楽曲であることが知られています。楽曲は、ギターのカッティングやブラスの音色が心地良く響くキャッチーなものであり、歌詞は男性の恋心について歌ったいわば、”胸キュン”ソング。さらに歌詞には、「松本」という人物名が登場する遊び心のある仕掛けが施されており、近年のライブでは当該箇所で一度演奏を止めてギター・松本孝弘が何か一言を発するというアレンジメントも見られています。なおB’zの楽曲の中では振りの付いた珍しい楽曲であり、この要素も当楽曲の人気の高さを支える大きな要因となっているものと考えられます。

【評価ポイント】

  • 1st beat「ZERO」とは対極にポップさが前面に出た楽曲であるが、ロックサウンドを追求する中でこのようなポップネスが体現できる音楽的な幅の広さはまさにB’zの持ち味であり、また独自性であると考えられる点。
  • 曲中の細部にわたるアレンジ(女性コーラス、カッティング、ホーンセクション、うねりのあるベースライン)からメロディ、歌詞までが”同じ方向”を向いているように感じられ、これらによって確固たる世界観が構築されている点。
  • ライブでは振りが付けられており、他の楽曲とは一線を画した盛り上がりを見せる点。

どうしよう ほかの娘がじゃまする こんなとき妙に仲がいいよね
これが女の連帯感なのか 困るね 先生、とても

B’z「恋心(KOI-GOKORO)」

【第5位】Don’t Leave Me

B'z / Don't Leave Me

第5位は、B’zが1994年2月9日にリリースした14枚目のシングル曲「Don’t Leave Me」です。テレビ朝日系木曜ドラマ『新空港物語』主題歌に起用され、B’z歴代シングルでは6番目に多い約144.4万枚の売上を記録しました。(初動売上も約79万枚を記録しB’z歴代2位)同曲はこの翌月に発売されたアルバム『The 7th Blues』の先行シングルでもあり、曲調はブルース色が強く押し出されたものに。またリリース時のバンドメンバーの風貌も自ずと長髪姿となっており、ミュージックビデオでは彼らの当時の姿を窺い知ることが可能です。またこの見た目に楽曲の内向的なサウンドと歌詞、年間約90公演にも及ぶツアー、最小限のメディア露出なども相まって、この年は後に”暗黒時代”と呼ばれることに。さらに音楽性・スタイルの転換期という意味でこの一年はB’zの大きなターニングポイントとなっており、当楽曲のリリース以降、B’zの出で立ちは、より”バンド然”としたものになっていくこととなります。ちなみに同曲のライブ演奏では、稲葉浩志がイントロでブルースハープを披露し、アウトロでシャウトを連発することが恒例となっており、これらも大きな見どころです。

【評価ポイント】

  • 「ブルース」というB’zの音楽における一つのルーツを用い、またそれによってマニアックになりかねないサウンドを、ヒットソングのものに昇華させた類まれなる楽曲である点。(他に「MOTEL」なども挙げられる)
  • いわゆる”暗黒時代”にリリースされた代表曲であり、B’zがミュージシャンとして新たなスキームに踏み出す節目となった一曲である点。
  • Aerosmithなどによるブルース調のハードロックを彷彿とさせる楽曲であり、日本のミュージシャンでこれほどまでのサウンドの奥行き・広がりを感じさせるのはB’zならではの業であると考えられる点。

Don’t leave me だれもいない
僕を許してくれるのは 君以外に
It’s too late 届くわけない
どんなに優しさあふれる 言葉も宙に消える

B’z「Don’t Leave Me」

【第4位】TIME

第4位は、B’zが1992年5月27日にリリースした10枚目のシングル「BLOWIN’」の2nd beatに収録されている楽曲「TIME」です。B’z史上3番目の売上を誇る上述シングルの2nd beat(カップリング曲)としてリリースされ、ベスト選曲ツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure ’92 “TIME”』では曲名がツアータイトルに冠されました。
楽曲は叙情的なギターサウンド、哀愁漂うメロディ、情景が思い浮かぶ切ない歌詞が絡み合う、ロックバラード。B’zが得意とするスタイルの楽曲であるとも言え、各人気投票では必ずと言っていいほど上位にランクインしてきました。故にライブでも頻繁に演奏されており、まさにB’zを代表する一曲であるものと思われますが、「恋心(KOI-GOKORO)」と同様に、これほどまでに高いクオリティの楽曲を2nd beat(カップリング曲)としてリリースできるB’zのポテンシャルには、思わず舌を巻かぜるを得ません。

【評価ポイント】

  • ”2nd beat※のクオリティも高い”(※カップリング曲のこと。なおオリコンでは当シングルは両A面扱い)というB’zの一つの特徴を象徴するような楽曲であり、ベスト選曲ツアーのタイトルにも冠され、以後のツアーでも頻繁に演奏されてきたことからB’zを代表する楽曲の一つだと考えられる点。
  • 叙情的なギターサウンド、哀愁漂うメロディと切ないヴォーカルが合わさった、B’zのバラードの真骨頂とも言える楽曲である点。
  • 綺麗な旋律のギターアルペジオ、シンセサイザー、メロディなどと、歌詞描写が合わさり、聴くと情景のイメージが容易に浮かんでくる楽曲である点。

何もない午後の入り江を往く船をただ見つめていた

どうすれば時が戻る 眩しい太陽の下で
どれだけ涙流れても 静かに海は広がる

B’z「TIME」

【第3位】裸足の女神

B'z / 裸足の女神

第3位は、B’zが1993年6月2日にリリースした13枚目のシングル「裸足の女神」です。F1レーサー・片山右京が出演したトヨタ「カローラレビン」のCMソングに起用され、B’zのシングル史上4番目に多い約173.6万枚の売上を記録しました。リリース当初からテレビ番組でのパフォーマンスが長い間行われず、またベストアルバムに収録されるまで長らく”アルバム未収録”の楽曲でしたが、ライブでは、リリース前から頻繁に演奏されてきた”定番曲”。アウトロのシンガロングパートをオーディエンスとともに大合唱することが、B’zのライブにおける名場面の一つとなっています。楽曲は、ギターサウンドが主体となりながらもメロディアスであり、シンセサイザーの音色をもが優しく包んでくれる、キャッチーさが際立つもの。そしてこの親しみやすさの中に、間奏のドリル奏法やアウトロのシンガロングパートといった発想力豊かなアレンジが盛り込まれていることにも注目したいところです。さらに歌詞も、優しいサウンドに沿って失恋した女性を慰める内容のものとなっており、この歌詞が、多くの人々の共感を得るところとなっています。

【評価ポイント】

  • 心地よいサウンド、メロディ、歌詞が揃っており、ともすればつかみどころのない楽曲になりかねないところを、しっかりと形にしている点。(ギターソロやアウトロのアレンジも秀逸)
  • 稲葉は制作時一度全て歌詞を書きなおしたというが、”女性賛歌”とも言える優しさ溢れるこの歌詞は、日本の音楽史に燦然と輝く天下一品のものであると考える。ラブソングは世の中に数多く存在しているが、歌詞でこのようなベクトルを示すことができるのは、実は稲葉浩志だけではないだろうか。この類の歌詞は、B’zが広い支持を得ている大きな要因となっていると言える。
  • テレビでの露出などがない中で、B’zのシングル史上4番目に多い売上を記録している点。
  • 特に2010年代以降においては、出演したロックフェスなどで楽曲が圧倒的な存在感を放っており、聴衆に、この楽曲がまさに”スタジアムロック”を体現したものであるということが改めて認識されつつある点。時代を超越して楽曲が評価されていることは、誠に驚異的なことである。

OH MY 裸足の女神よ キズをかくさないでいいよ
痛みを知るまなざしは 深く澄んでもう萎れることはない

B’z「裸足の女神」

【第2位】ultra soul

B'z / ultra soul

第2位は、B’zが2001年3月14日にリリースした31枚目のシングル「ultra soul」です。2001年世界水泳選手権大会公式テーマソングに起用され、以後テレビ朝日系世界水泳中継のテーマソングとして継続的に使用されたことから、当初は”水泳ソング”としてお茶の間に広く認知されることとなりました。(2011年には世界水泳上海2011大会公式テーマソングとして「ultra soul 2011」を再録。※アルバム『C’mon』収録)

リリース後には、「ウルトラソウル」というキャッチーなフレーズなどが時間をかけて更なる人気を獲得し、2010年代以降には特に、B’zを代表する楽曲、さらに国民的人気ソングとも言える存在に。またライブではほぼ毎回披露される定番曲と化しているほか、近年は出演フェスでの披露時にもオーディエンスが大きな盛り上がりを見せており、「ultra soul」の評価は、今なお高まり続けているとも言えるでしょう。なおライブでは披露回数を重ねるごとにサウンドが重厚化していっており、原曲とは異なり生音がフィーチャーされている点にも注目したいところです。

【評価ポイント】

  • 「ウルトラソウル」というキャッチーなフレーズなどにより、多くの人々が楽曲を認知し、また楽曲に深く慣れ親しんでいる点。
  • 打ち込みサウンドとアナログのギターサウンドというB’zのベーシックなスタイルが、キャリアを経て高いクオリティで具現化されている点。
  • メロディはオリエンタルかつキャッチーなものであり、作曲家・松本孝弘の真骨頂であるとも評価できる点。
  • 歌詞は哲学的・啓蒙的であり、何かに向けて努力する人々の心の励みになる内容である。そしてどこかフィジカルであり、またエネルギッシュでもあり、このようにB’zの作品に宿る健全な精神性は、B’zの広範的・恒久的支持に大きく寄与しているものであると考える。
  • 売上自体はミリオンにも達していない(約87.6万枚)が、このような特異な形でのヒットは、もはや数値では表せないものであると考える。松本らもこのような形で支持を受けたことに驚いている旨をテレビ番組のインタビューで語っており、あらゆる意味で長い時間をかけてリスナーとともに成長し、支持を得てきた稀有な楽曲であると言えるだろう。

夢じゃないあれもこれも その手でドアを開けましょう
祝福が欲しいのなら 悲しみを知り 独りで泣きましょう
そして輝くウルトラソウル

B’z「ultra soul」

【第1位】LOVE PHANTOM

B'z / LOVE PHANTOM

そして第1位は、B’zが1995年10月11日にリリースした18枚目のシングル「LOVE PHANTOM」です。B’zの歴代シングルの中では2番目に多い約186.2万枚の売上を誇り、またリリース当時の初動売上記録(95.1万枚)を樹立しました。

楽曲は元々、初のスタジアムツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure ’95 “BUZZ!!”』で”ドラキュラ”を想起させる演出を伴うコーナーを設けるという提案を舞台監督が行い、それに松本孝弘が応える形で”ライブの演出用”に制作されたもの。そのため当該ツアーでは未発表曲として披露され、稲葉浩志が変装し、セットの高台から飛び降りる演出が、初見のファンの度肝を抜きました。なおこのダイナミックな演出はファンの間で伝説と化し、後のアニバーサリーツアー『B’z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT’S SHOWTIME!!”』の渚園公演、『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』のドーム・スタジアム公演でリバイバルされています。楽曲自体は約1分以上に及ぶイントロや楽曲を支える重厚なストリングス、Aメロとサビしか登場しないメロディ構成など、J-POPの中では異質であるとも言えるもの。そして、それらが前例が見られない次元で融合しているほか、B’zならではの「打ち込みサウンドとアナログのギター&ヴォーカル」が親和していることが、楽曲の評価を最高峰のものにしていると言えます。また歌詞は、失恋した主人公が恋人を探し彷徨う、といった叙情的な内容。ちなみに前出のツアー『B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』では「LOVE PHANTOM」の続編となる楽曲「HINOTORI」が新たに披露されており、同曲は”一度失われた恋心に再び火が付く”、といったイメージで制作され、ツアーでは「LOVE PHANTOM」に挟み込まれる形で演奏されています。

直近に行われたデビュー30周年記念ツアーでも大々的にフィーチャーされることとなった「LOVE PHANTOM」。時代の変遷を経ても全く色褪せる気配を見せないこの楽曲は、ギターとヴォーカルという最小限かつ最大効率のユニットで活動してきたB’zがJ-POPシーンに打ち立てた、一つの金字塔的楽曲であると言えるのではないでしょうか。

【評価ポイント】

  • 約1分以上にも及ぶイントロ、重厚なストリングス、Aメロとサビしかないメロディ構成、オブリガードを連発するギターフレーズなど、楽曲を構成している各要素がJ-POPの中で極めて珍しく、またそれらが高次元で融合していることが唯一無二であると考えられる点。他に例を見ない楽曲であり、ある意味において時間軸を超越した存在のものであるとも言えるだろう。
  • 本ランキング内で何度も述べているように、”打ち込みサウンドとギター+ヴォーカルによるアナログサウンドの融合”こそがB’zのデビュー当初からの一つの大きなテーマであり、その命題が、筆舌に尽くしがたいクオリティによってクリアされている点。
  • 前述の通り”ドラキュラ”や”バンパイア”を彷彿とさせるライブ演出が伝説的パフォーマンスとして広く認識されており、このような演出も含め、幅広い意味での絶対的な世界観を楽曲によって構築することができている点。
  • 初動売上、累計売上ともにB’z史上、J-POP史上において高い数値が出ている点。

いらない何も 捨ててしまおう
君を探し彷徨う MY SOUL
STOP THE TIME, SHOUT IT OUT がまんできない
僕を全部あげよう

B’z「LOVE PHANTOM」

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。「B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10」をご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

▼”B’z 超まとめ速報”管理人(プロ)が選んだ『B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10』

順位曲名初収録音源
1LOVE PHANTOM18th SG「LOVE PHANTOM」(1995.10.11)
2ultra soul31st SG「ultra soul」(2001.03.14)
3裸足の女神13th SG「裸足の女神」(1993.06.02)
4TIME10th SG「BLOWIN’」(1992.05.27)
5Don’t Leave Me14th SG「Don’t Leave Me」(1994.02.09)
6恋心(KOI-GOKORO)11th SG「ZERO」(1992.10.07)
7BLOWIN’10th SG「BLOWIN’」(1992.05.27)
8イチブトゼンブ46th SG「イチブトゼンブ/DIVE」(2009.08.05)
9ねがい16th SG「ねがい」(1995.05.31)
10兵、走る21st AL『NEW LOVE』(2019.05.29)

こちらのランキングは、当サイト管理人が2020年5月現在にリリースされているB’zの全楽曲を改めてリストアップし、楽曲のクオリティや人気度を総合的に鑑みることで、現時点でふさわしいものとして厳正に作成させていただきました。B’zの発表してきた楽曲約400にものぼるとみられ、約32年にも及ぶ長いキャリアの中で、シングル曲、カップリング曲(2nd beat,3rd beat etc…)、アルバム収録曲として発表されたそれぞれの楽曲にクオリティの均衡したものが散在していることは、大きな特徴として挙げられることです。よって公式に行われる各人気投票ランキングではそれらが混在することも多く、故にこのような類のランキングを作成することは、非常に困難な行為であるものと思われますが、今回はそのような状況の中で、できる限りの中立性を担保することに努め、ランキングを作成させていただいた次第です。当サイトではまた改めて、アルバム曲、カップリング曲に限定したランキングの作成に着手させていただきたいと思います。そして皆様も是非お手すきの際に、ご自身の「B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10」をリストアップしていただければ幸いです。(#あなたが選ぶBzソングBEST10 で検索・投稿)その際、それぞれが列挙する楽曲のリストに大きな差異があればあるほど、B’zが発表してきたそれぞれの楽曲のクオリティがいかにおしなべて高いのかということの証左が現れてくるのかもしれません。

ともあれ、長年にわたり数多くの楽曲をリリースし、精力的に音楽活動を継続してきたB’zに心からの敬意を表し、こちらの「B’zのおすすめ曲・人気曲ランキング BEST10」をご紹介する記事を完結させていただきたいと思います。ご覧いただきありがとうございました。

コメント

  1. マエダ より:

    お久しぶりです!中々、難しいランキングですよね!マイナー曲や、ライヴ定番曲、何百も存在する中での選曲!私もこのランキングには首を縦に振ります。共感持てます。

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